「スケアリーストーリーズ」はジェットコースターのような恐怖、G・デル・トロが語る

「スケアリーストーリーズ 怖い本」の特別映像が、YouTubeで公開された。

ギレルモ・デル・トロがストーリー原案と製作を手がけた「スケアリーストーリーズ 怖い本」は、彼が10代の頃に影響を受けたアルヴィン・シュワルツによる児童書を原作としたホラー。劇中では、高校生のステラたちが、町外れの幽霊屋敷で“怖い本”を見つけることから物語が展開していく。その本にはひとりでにステラたちが主人公の物語がつづられ、それが現実となって彼女たちに襲いかかる。「ジェーン・ドウの解剖」のアンドレ・ウーヴレダルが監督を務めた。

今回公開されたのは、スタッフやキャストのインタビューと、本編の一部を盛り込んだ映像。ウーヴレダルは「この映画は、現代的なホラー映画と、僕が観て育ったアンブリン（・エンターテインメント）の映画を融合したんだ」と話し、デル・トロは「ほかのホラー映画とは違うタイプだ。ジェットコースターのように観客は恐怖を楽しむんだ」と本作の魅力を語る。また物語の舞台は、キング牧師が暗殺され、反戦運動が高まりデモや暴動も多発した1968年であることから、ステラ役のゾーイ・コレッティは「ここで描かれている時代は特殊よ。現実味を帯びているの」とコメント。最後にウーヴレダルは「観客には2時間怖がってほしい」と述べている。

「スケアリーストーリーズ 怖い本」は2月28日に公開。