「アナ雪2」モデルとなった北欧先住民の苦難描く「サーミの血」再公開

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サーミの血」が2月7日から13日にかけて東京・UPLINK渋谷で再公開されることがわかった。

「サーミの血」ビジュアル

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「サーミの血」

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1930年代のスウェーデン北部を舞台とした本作は、差別的な扱いを受ける先住民族・サーミ人の少女を主人公とした物語。サーミ語を禁じられた寄宿学校に通う少女エレ・マリャが、スウェーデン人のふりをして忍び込んだ夏祭りで都会的な少年と恋に落ちるさまが描かれる。2017年9月に劇場公開されたが、このたび1週間限定のリバイバルが決まった。

「サーミの血」

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サーミは「アナと雪の女王2」に登場する架空の民族「ノーサルドラ」のモデルとなった人々だ。主演のレーネ=セシリア・スパルロクは、現在もノルウェーでトナカイを飼い暮らしているサーミであり、劇中の民族衣装、小道具、トナカイの扱い方などはすべて正確に再現された。監督は自身もサーミ人の血を引くアマンダ・ケンネル。なお本作は第29回東京国際映画祭コンペティション部門では審査員特別賞と最優秀主演女優賞のダブル受賞を果たし、第40回ヨーテボリ国際映画祭では最優秀ノルディック映画賞を獲得している。

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