「STEP BY STEP」は、佐藤本人がコンセプトから撮影地、構成や写真セレクトにも携わって約1年を掛けて制作したもの。「等身大と背伸び」をテーマに、写真家の荒木勇人がハワイで撮影し、佐藤は大自然の中で多彩な表情と、鍛え上げた肉体を見せている。
佐藤は「今の年齢でしか撮ることができない表情やファンの皆さんが見たいと思うであろう格好をさせていただいて。ベッドシーンやシャワーシーンにも挑戦して背伸びをさせていただきました。言ってしまえば自信作です」と胸を張る。初めての訪問となるハワイを選んだ理由について佐藤は「どうしてもハワイがいいと決めさせていただいて。気温もあったかくて自然と笑顔になれるロケーションばかりでした。海や水族館が好きですし、みずがめ座ですし……表紙は水があるところの写真にしたかったので、海で撮りました」と振り返る。
お気に入りの写真として挙げたハイビスカスの花と撮った写真は、表紙の撮影後にたまたま見つけたロケーションであったという。佐藤はこの写真について「いい意味で力が抜けていて荒木さんが『アンニュイな顔だね』って言ってくれたお気に入りのカットです。見えそうで見えない、みたいなギリギリな感じも個人的に気に入ってます」と注目ポイントを語った。
普段はライブで脱ぐタイプではないという佐藤だが、写真集の撮影をきっかけにライブでも脱ぐようになったという。先日福岡で開幕したEXILEのツアーでも脱いだといい、佐藤は「アンコールで出てきたときに白濱亜嵐くんとかは脱ぐんですが、自分は年下なのでそういうキャラじゃないと思っていたんです。でも今回1st写真集なので脱いじゃえと思って、撮っているうちに気付いたら裸になっていました(笑)。今年は脱いでいこうと思っていて、週5でトレーニングをして鍛えています」と“脱ぐ派宣言”をした。
ハワイでの思い出を問われると、「オフは帰りの飛行機が出る前の2時間だけ」と明かし、そのタイミングでスタッフとパンケーキを食べたと話す。「撮影に向けて2日前から“水抜き”をしていたこともあって、撮影が全部終わって食べたパンケーキは人生で一番おいしかったです。いつか『アナザースカイ』みたいな番組に出ることがあったら絶対ハワイにしようと思うぐらい思い出深い場所になりました。旅行でも行きたいです」と2度目のハワイを心待ちにしている様子だった。
25歳となった心境を聞かれた佐藤は「EXILEにオーディションで加入したのが19歳の頃だったので、それから6年が経ちました。あっという間だったなと思います」と回想し「でもEXILEではずっと最年少なので、若さを生かして自分にしかできないことに挑戦していきたい」と意気込みを語る。EXILEのメンバーやLDHの先輩・後輩にもメッセージを添えて「STEP BY STEP」をプレゼントしているそうで「先輩にも『かなり大樹らしいね』とうれしいコメントをいただいたので、自信作ですね。200点満点です。レイアウトとかにも携わらせていただいて、1年くらい幻冬舎さんと作らせていただいたので文句なし。全部出させていただきました」と出来栄えを喜んだ。
今後挑戦したいことについては「映画や舞台には出演させていただいているのですが、ドラマは経験がないので挑戦したいです。FANTASTICSは初アリーナツアーをやらせていただきますし、皆さんに知っていただけるような国民的ヒット曲を作れるように準備をしていきたいです。ツアーはFANTASTICSらしいライブを常に探求していて、前回はサウンドドラマをやらせていただきました。今回はファンも一体になれるようなライブをできたらと思っていて、夢だった地元のさいたまスーパーアリーナでのライブもあります」とコメントする。
2020年は、LDHによる6年に1回の祭典「LDH PERFECT YEAR 2020」が行われる。佐藤個人としてはどんな年にしたいかと問われると「実は個人としては2021年に“大樹PERFECT YEAR”を掲げていて……占いでも出ていて。今年は“準備PERFECT YEAR”にしたいと思っています(笑)」と明かし、会場を笑わせる。なお本日の予定については、「0時にも一緒にいたんですが、このあともFANTASTICSメンバーとマネージャーにお祝いしてもらう予定です」とうれしそうな表情を浮かべた。
佐藤が橋本環奈とダブル主演を務める「小説の神様」は5月22日に全国公開。
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