ドラマ「テセウスの船」の製作発表会見が1月14日に東京・TBS放送センターで行われ、キャストの
「テセウスの船」はモーニングで連載されていた東元俊哉のマンガを原作とするミステリー。父親が起こした殺人の謎を追う青年・田村心(たむらしん)が、事件が起こる直前の1989年にタイムスリップし、過去を変えようとするさまが描かれる。
心を演じる竹内はまず「クランクインの前日は珍しく眠れなかったです。気付かない部分でプレッシャーを感じていたのかもしれません」と主演を務める重圧を吐露。現場では鈴木に助けられることが多いと言い、「追い詰められるシーンが多いので、集中力を切らさないように前のめりになるんです。一歩引いたところから見ている亮平さんにはアドバイスをもらってます」と述べる。鈴木は「アドバイスってほどのものではないですけど、自分だったらこうするという意見は言いますね。大河ドラマをやらせてもらったときに似たようなプレッシャーを感じていたので」とコメント。「竹内くんは真面目ですね。彼のバッグを見たときに、似たような事件の加害者家族に関するドキュメンタリーの本が入っていて。(バッグの中を)見てるよ!」と鈴木が続けると、竹内は「エッチ! 僕だいたいかばんを開けっ放しにしていて……マネージャーさんにも注意されます」と照れつつ反省した。
心の両親に扮した榮倉と鈴木は、約1時間半をかけての特殊メイクも経験。鈴木は「偽の皮膚をくっつけるんですけど、自分の皮膚との境目がわからなくなるくらい溶かしていくんです。謎の薬品で」と工程を振り返る。特殊メイクをした榮倉を初めて見たときのことを竹内が「リアルすぎて衝撃でした」と話すと、榮倉は「クランクインのときだったんですよね。だから、普段からこうだと思われたら嫌だなと感じてました」と笑った。
上野は心の妻・田村由紀役で特別出演している。妊娠中である由紀について「本当に(心の)お父さんは有罪なの? まだ無罪を主張しているんだよね?と、一生懸命調べるんです。これから生まれてくる子供をいい環境で迎えたいという気持ちがあるから。(心の)家族があきらめてしまった愛や光を再生する立ち位置です」と説明した。
吹雪の中で行われたというこれまでの撮影。「あんなに寒い体験をしたのは初めて」と話す竹内は、その理由を「心はタイムスリップするなんて思ってないから、そのシーンの撮影中、僕だけスニーカーなんですよ」と明かした。また「どうしても温かいごはんが食べたくて、亮平さんと地元の店に行ったんです。帰り際にお母さんに『抱きしめて』と言われたから抱きしめたんですよ。そうしたら3日後くらいに80人前のケータリングを出してくれて。これは抱きしめたからですよ!」と笑いながら強調。同じくハグをしたという鈴木は「俺のおかげかもしれないよ?」と竹内に対抗して笑いを起こす。
会見では、鈴木から竹内に関する裏話も飛び出した。鈴木は「竹内くんが楽屋で歯を磨いていて。そのあとに靴下で口を拭いてたんです。あれはなんだったんですか?」とほほえみながら疑問をぶつける。竹内は「自分でもわからないですけど、靴下ということに気付いて『そろそろヤバいな』って感じでした」と撮影のハードさをうかがわせた。
「テセウスの船」は1月19日に放送スタート。毎週日曜21時よりオンエアされる。
日曜劇場「テセウスの船」
TBS系 2020年1月19日(日)スタート 毎週日曜 21:00~21:54
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