リリー・フランキー「恋は桃色 THE MOVIE」に期待、斎藤工はドローン坊やに

2020年1月12日 12:00 317 6 映画ナタリー編集部

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ドラマ「ペンション・恋は桃色」の記者会見が1月11日に東京都内で行われ、ダブル主演を務めるリリー・フランキーと斎藤工が出席した。

「ペンション・恋は桃色」記者会見の様子。左からリリー・フランキー、斎藤工。

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本作の舞台は、東京の“外れの外れ”にあるペンション“恋は桃色”。リリー演じるシロウと斎藤扮するヨシオが、“マドンナ”たちに振り回されながら不器用に日々を過ごすさまが描かれる。シロウの娘ハル役で伊藤沙莉が出演した。

リリー・フランキー［拡大］

斎藤工［拡大］

本作の撮影は山梨・山中湖にあるペンションに泊まり込みで行われたという。リリーは現場の雰囲気について「ペンションで撮影して、ペンションに帰るから撮影している感じがしない。サークルみたいなノリ。工くんが『じゃあ、お風呂入って先に寝ます』って言うと、お風呂場まで見に行って『お湯熱くない？大丈夫？』って聞いたり」と振り返る。斎藤も「撮影中はあまりオンオフがなかったんです。どの瞬間を撮られてもドラマが成立したと思う」と思い返した。またリリーが「工くんはドローンを現場に持ち込んで、ずっといじってました。低予算なんで、その映像がドラマでも使われてます」と報告すると、斎藤は「リリーさんにはドローン坊やって呼ばれてました」と笑う。

左からリリー・フランキー、斎藤工。［拡大］

リリーは斎藤に関して「とにかく周りの人は、工くんのことを『変な人だ』って言うんですよ。寝食をともにすると本当に変な人だなって（笑）。でも変な人じゃないとできないことがたくさんある。監督としてもすごく才能があるし」と絶賛。斎藤は「リリーさんがいて、沙莉ちゃんがいる。どの球でも打てる感じ。だからこのドラマは無敵だなって」と太鼓判を押した。

左からリリー・フランキー、斎藤工。［拡大］

「俺がフジテレビの偉い人だったら、『ペンション・恋は桃色 THE MOVIE』は決めてますね」と話すリリー。「地上波のドラマではできないことが増えてる。だからネットとか配信のほうでみんなが好きなことやってるけど、このドラマは『テレビドラマって面白いじゃん』と思ってもらえるんじゃないかな」と自信を見せる。斎藤は「暖炉の火みたいなドラマ。深夜にテレビをつけて温まってもらえるんじゃないかと思います」とアピールした。

「ペンション・恋は桃色」はフジテレビで1月16日深夜にスタート。