「
「ラストレター」は、手紙の行き違いをきっかけに始まった2世代の男女の恋愛と再生を描くラブストーリー。岩井俊二が監督を務めた。
キャスト陣はまず屋外に敷かれたレッドカーペットへ。手をつなぎながら階段を下り、フォトセッション中も時折笑顔で会話を交わすなど仲むつまじい様子を見せた。なお岩井はインフルエンザのためイベントを欠席した。
その後5名はスクリーンへと場所を移し、クロストークを展開。松は福山との共演を「カメラが止まっても会話が続けられそうな空気を感じました。話をすること自体が面白くて」とにこやかに話す。福山は「松さんがものすごく話しやすい人だと改めて感じました。すごくね……いい人ですよ」と独特の間で松を称賛した。
福山扮する乙坂鏡史郎の高校時代を演じた神木は「プレッシャーでしたよやっぱり。僕にとっては大先輩のましゃ兄ですから」と当時の心境を語る。役作りに関しては「どういう共通点があるのか福山さんとお話させていただいたり、メイクさんとどこにほくろがあるのかを調べて足してもらったりしました」と振り返った。福山から「やっぱり似てますよね」と言われると、神木は「めちゃ喜んじゃいますよ?」ともじもじしながら笑う。
「三度目の殺人」で福山と共演経験のある広瀬は「前とは全然違う福山さんを見ました」と撮影を回想。「森七菜ちゃんと3人のシーンがあったんですけど、福山さんの集中力がすごすぎて。私は抜け殻状態になって……なんか吸い取られました」と表現し、会場に笑いを起こす。森は「(自身演じる)裕里と(広瀬演じる)未咲に対する鏡史郎さんの表情が違いすぎて。『最初から私は脈なしじゃん!』みたいな」と映画を観たときの気持ちを述懐。それを聞いた神木は「(鏡史郎は)そういう役だからね!」とフォローしていた。
終盤には、登壇者たちに「戻ってみたい過去」についての質問が。広瀬は「この仕事を始める前にバスケをやっていたので、そのときに戻ってみたいです。全国大会を目指しているようなチームにいたので、続けていたらどうなったのかなって」と思いを巡らせ、「バスケの監督になりたかったんですよ」と学生時代の夢を明かす。福山は「基本的にないんですけど、あえて言うなら老眼になる前。いつか買おうと思っていた時計を最近買ったんですよ。でも文字盤の文字が小さくて見えない。見えないまま使ってます」と苦笑した。
そして松は「岩井さんが描きたかった世界に呼ばれた私たちが、魔法のような時間を過ごして撮りました。現実的で生々しいような、夢みたいな不思議な心地のする映画です」と魅力を伝えた。
「ラストレター」は1月17日より全国ロードショー。
ゆーみん☆ @masha726yumi
神木隆之介、同じキャラ演じた福山雅治に褒められ「めちゃ喜んじゃいますよ?」(写真24枚) - 映画ナタリー #ラストレター #BROS1991 https://t.co/4VPXx1vCTO