川上信也をUPLINK吉祥寺で特集、國村隼出演「願いのカクテル」など短編5本上映

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特集上映「川上信也 短編作品集」が1月17日から23日にかけて東京・UPLINK吉祥寺で行われる。

「川上信也 短編作品集」ビジュアル

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この企画では川上信也が手がけた短編5本を上映。群馬・桐生の人々と龍の関係性を描いた「KI・RYU」、クジラを撮影する旅に出ようとしている写真家・優一と恋人・紗智子の物語「桃の缶詰」、東京美術大学の受験に挑む浪人5年目の稲葉を主人公とする「最後の審判」、國村隼松居大悟が出演した「願いのカクテル」がスクリーンにかけられる。また高橋雄祐野島健矢永瀬未留が共演する新作「ドッキング!」も。上映スケジュールはUPLINK吉祥寺の公式サイトで確認を。

國村は「ちょっとファンタジックで、ちょっと良い噺。演ってみようかなと思いました。ご覧になって、ホッピーを廻る細やかで暖かい物語に浸って欲しいと思います」とコメント。松居は「言い忘れたことがないように。あっても取り戻せるように。柏手は、溶けて弾ける優しさの音ですね。参加できて幸せです」と述べている。

※高橋雄祐の高は、はしごだかが正式表記

川上信也 短編作品集

2020年1月17日(金)~23日(木)東京都 UPLINK吉祥寺
料金:前売り券 1200円 / 一般 1500円
<上映作品>
「KI・RYU」
「桃の缶詰」
「最後の審判」
「願いのカクテル」
「ドッキング!」

國村隼 コメント

ちょっとファンタジックで、ちょっと良い噺。演ってみようかなと思いました。
ご覧になって、ホッピーを廻る細やかで暖かい物語に浸って欲しいと思います。

松居大悟 コメント

言い忘れたことがないように。
あっても取り戻せるように。
柏手は、溶けて弾ける優しさの音ですね。参加できて幸せです。

護あさな(「願いのカクテル」出演)コメント

上映が決まり、とても嬉しいです。この作品はタイトルの通り、「願い」と「お酒」が物語のキーになっています。日常のどこかで、たまたま入ったご飯屋さんの隣の席で、もしかしたらこんな会話が繰り広げられているのかもしれない…。そんな…些細で、とても優しい作品です。たくさんの方に温かい気持ちになっていただいて、そして、観た後はぜひ劇中のあの「願掛け」をしてみてください。

中田優子(「願いのカクテル」出演)コメント

「願いのカクテル」に強く心を打たれました。川上監督の映像には嘘が無い。
人の心の奥の、本当だけを探し出してくれるからでしょうか。穂積が、愛里が、近藤夫妻が実在して、私はそれを天国から見ているような不思議な気持ちを味わいました。「生きていると、取り返しのつかない後悔がある」と言った私に「だからこそ今を精一杯生きる」と言って監督は笑ってくれました。

須藤蓮(「最後の審判」出演)コメント

他人に自分の価値を図られたくないと思いながらも、世間の尺度を自分自身に押し付けてしまう人が、そこから解放された人と出会う。価値観から自由になるということを描いた作品だと思います。
川上監督はその場で起きることを丁寧に拾う芝居の作り方と、大胆な編集が印象的でした。寡黙な人ですが、面白いものを作るという覚悟が、肌から伝わってくる素敵な現場でした。

永瀬未留(「最後の審判」「ドッキング!」出演)コメント

40歳を過ぎてから映画監督を目指し始めたのも、たくさんのCMを作り続けてきたことも、美大受験に挑戦し敗れた過去も、全て川上監督の撮る映画の魅力になっているのを見て、年を重ねるって意外と悪くないのかなと感じました。20歳になりたくなかったので10代のうちに出会えて良かったです。

辻千恵(「桃の缶詰」出演)コメント

この作品で初めてお芝居をしている自分をスクリーンで見ました。そのときの胸が高鳴る感じを今も忘れたことはありません。自分のお芝居が観客のみなさんの目にふれて、初めて意味あるものになることを知りました。
本気で役者をやってみたいと思ったのも監督との出会いが大きかったです。川上監督の世界観の魅力をたくさんの方に知っていただきたいです。

品田誠(「桃の缶詰」出演)コメント

日常に小さなファンタジーを織り込み、見ることのできない世界を広げていく。想像は自由で無限大、人類最強のツールはスマホではなく想像力だと、そして映画は想像の力を広げてくれると、川上監督の作品は教えてくれます。

高橋雄祐 コメント

まさか宇宙人と一緒に合体ロボットを作ってコックピットに乗り込む日が来るとは思いませんでした。彼らとダラダラしてヒリヒリした青春を過ごせて楽しかったです。
川上監督の目の奥からは常に面白いものを生み出そうとする情熱を感じます。一緒にいて、喋っていて、撮影中も常にワクワクしてしまいました。

野島健矢 コメント

川上監督の試行錯誤な映画という名のロボット作り。沢山のパーツをかき集めて、各々の力を思う存分に発揮できるように計算し演出された僕たちの第1号秘密兵器作品です。
お芝居も作品を作る上で俳優達のまさにドッキングなのですが、一見アンバランスに見えて、絶妙な3人の微炭酸青春SFをぜひ豪快に飲み干してください。

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