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本作は神紅大学のミステリー愛好会に所属する葉村譲たちが、不可解な点の多いロックフェス研究会の夏合宿へ参加したことから始まるミステリー。神木が葉村役、浜辺が女子大生探偵の剣崎比留子役を務め、中村は自称“神紅のホームズ”こと明智恭介を演じた。
物語の舞台となるペンションの管理人・管野唯人役の池田は、共演陣からのリクエストを受け舞台挨拶のMCを担当。現場でゆるキャラのごとく愛されていたという池田を、中村や神木は「学園のマドンナ的存在でした」「この映画はいけてつさんなしで語れない」とはやし立てる。さらに神木は「僕らが気軽に話しかけても受け入れてくれる優しいお父さんなんです。急に『踊っているところを動画で撮りたい』って言ったら、本当に踊ってくれました。そんないけてつさんがいたからこそ……」と笑顔で振り返るが、浜辺から「今“いけてつさん”って呼んでますけど、現場では“鉄洋”って呼んでました(笑)」と暴露されていた。
そこから、そのダンス動画に関する話へ発展。神木が「インド映画を作りたいねっていう話をしていたんです。ちょうどセットでの撮影が最終日だったので、記念にいろいろ撮っておこうと思って、いけてつさんとみーちゃん(浜辺)に踊ってもらいました」と回想すると、池田も「りゅうちゃん(神木)がiPhoneで撮って、監督したんですよ」と紹介する。ここで、池田のソロダンス動画と、浜辺も加わった2人のダンス動画をスクリーンで上映。浜辺は照れながら「大先輩のいけてつさんが踊っていたので、私が『できません』とは言えなくて……」と明かし、中村が「先輩が踊りたがるものだからね(笑)」と池田を責めた。
続いては登壇者たちが、令和元年に起こった一大事件を発表。木村は、本作が“盟友”池田と組んだ10本目の記念作だったことを挙げる。フリップに「腰」と書いて答えた浜辺は「お風呂の途中で急な用事ができて、ちゃんと体を拭かずに部屋の中を走ったら転んでしまって……」とマイペースに語って、中村や神木を「お風呂の途中で用事!?」と困惑させる。さらに浜辺は「それから先日、ずっと体育座りでいる仕事があったので、完全に腰をやってしまいました」と続け、中村から「どんな仕事!?」とツッコまれた。
同じお題で神木は、情報番組「ZIP!」の金曜パーソナリティを務めた際、ウィル・スミスにインタビューしたことを回想。「ウィル・スミスさんは本当に、人を明るくする方なんです! 僕もすごく元気になって、前向きに生きていこうと思ったんですよ!」と熱弁し、池田に「今以上に?」と驚かれる。話がきれいにまとまったところで、神木は神妙な面持ちで「あと事件っていうか、令和元年最大の疑問が昨日見つかったんですよ。なかやまきんに君って、親しみを込めて“君”を付けてますけど、本名は“なかやまきんに”なんじゃないかって……」と切り出し、会場を妙な空気にさせる。登壇者たちが「ウィル(の話)でやめときゃよかったのに」と残念がる中、中村は「“なかやまきんにちゃん”の可能性もあるってこと? “きんにさん”もいる?」と異様に食い付いていた。
そのほか舞台挨拶では、近年大ブレイクを果たした中村に関して、古くから交流のある池田が「大スターになったもんね、あんた」と語る場面も。かつての中村の印象を聞かれた池田は「すごい生意気だった! 初対面のとき、挨拶を無視されたんですよ。でもそれは彼の作戦。最初は“ツン”で来て、あとで『いけてつさん、いけてつさん』って“デレ”てくるんです。おじさんキラーなんですよ」と証言して笑いを起こした。
「屍人荘の殺人」は全国で上映中。
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