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片寄と橋本環奈がダブル主演を務める本作は、みきもと凜の同名マンガを
米Varietyとマカオ国際映画祭が選ぶ“アジアの次世代スター8人”ことアジアン・スターズ・アップ・ネクスト・アワードに選ばれたほか、GENERATIONSとして「NHK紅白歌合戦」への初出場も決まっている片寄。「自分にしかできない楓を演じられたら」と役への思いを明かす彼は、12月4日開催の舞台挨拶でも「もしほかの方が楓役を演じると知ったら、少し嫉妬してしまうくらい、思い入れのある役です」とコメントしていた。
楓は人気アイドルグループFunny boneの元メンバーであり、グループを脱退してからは俳優として活躍しているという設定。GENERATIONSのボーカルとして活動しつつ、役者仕事もこなす片寄は「僕は踊りもやっているし、歌も歌ってグループ活動もしつつ、役者としてお芝居もさせてもらっています。楓はグループをある理由で辞めてしまっている設定ですが、確かに自分の置かれている境遇とすごく重なる部分が多い役だったので、不思議な体験でした。これまでとは違った意味でお芝居の楽しさも感じられましたし、本当に勉強になりました」と語る。
本作において片寄がもっともリアルだと感じたのは、楓がFunny boneを辞めるという決断を下す際の心境だそう。劇中では、脱退を決めた理由や楓の苦悩も明らかになることから、片寄は「僕自身がグループのメンバーの一員なので、そのグループを辞めるという決断の重みというのは理解できるし、その分、楓の気持ちに寄り添うことができたかもしれません」と説明した。
「午前0時、キスしに来てよ」は全国で上映中。
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片寄涼太が語る「0キス」のリアルな部分は「グループを辞めるという決断の重み」(コメントあり) https://t.co/Q2tU8CNIx9