オークワフィナ主演、家族にまつわる“嘘”描いたA24の「フェアウェル」公開

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A24がアメリカで配給した「The Farewell」が、「フェアウェル」の邦題で2020年春に日本公開される。

「フェアウェル」海外版ビジュアル

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監督のルル・ワン自身が、自身の体験をもとに、家族にまつわる“嘘”を描いた本作。中国を離れ海外で暮らす親戚一同が、末期がんを患う祖母のために何十年ぶりかに帰郷する。ニューヨーク育ちのビリーは、祖母が残りわずかな人生を悔いなく生きられるように病状を伝えるべきだと主張するが、大叔母は「がんで死ぬ人は、がんではなく、恐怖に殺される」と固辞。そんな中、祖母に病気を悟られないように、いとこの結婚式が催されることになる。「オーシャンズ8」「クレイジー・リッチ!」のオークワフィナがビリー役で主演。ビリーの父ハイヤンをツィ・マー、母ルー・チアンをダイアナ・リン、祖母ナイ・ナイをチャオ・シュウチェンが演じた。

2019年のサンダンス映画祭でプレミア上映された本作の配給権は、多くの企業による争奪戦ののち、「ムーンライト」「レディ・バード」などで知られるA24が獲得。ワンは「家が数軒買えるオファーをもらったけど、劇場でお客さんと語り合う体験をしたかった」と語っている。

そして当初全米で4館だった上映館数は、最終的に891館まで拡大。アメリカの映画批評サイトRotten Tomatoesでは、批評家スコア99%フレッシュという高評価を獲得している。またオークワフィナは、ゴッサム・インディペンデント映画賞2019で最優秀女優賞に選ばれた。

※「フェアウェル」は、新型コロナウイルスによる感染症の拡大を受けて公開延期となりました。最新の情報は公式サイトをご確認ください

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「フェアウェル」やっと公開決定
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