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“平和の象徴”オールマイトの意志を継ぐ新時代のニューヒーローとして、史上最凶のヴィラン・ナインと戦う雄英高校1年A組メンバーを描く本作。長崎健司が監督、黒田洋介が脚本を手がけ、原作者の堀越耕平が総監修とキャラクター原案を担当した。
主人公・緑谷出久(デク)役の山下は、上映前のイベントだったことから「全部ネタバレになっちゃうかもしれない!」と困ったように叫び、「(劇場版)第1作を超えるというご期待に沿えるんじゃないかと思います。僕たちもその期待を超えられるように演じましたので、すごいことになっています! 本当にしびれました!」と観客を煽る。また、「僕は4回泣いたぐらい泣きどころがありますし、初めて『ヒロアカ』に触れる人も、この作品から観ると本当に楽しめるような、全部詰まったおいしいとこ取りの劇場版になってます」とアピールした。
爆豪勝己の声を担当した岡本は、興奮した様子で見どころを語る山下に、「かわいいなー」と目を細める。そして「(デクと勝己は)テレビシリーズでも共闘していたんですが、今回はテレビとは違う共闘が描かれています。どこからがネタバレになっちゃうかわからないんですが、『そんな手の取り合い方ある?』という部分ですね」と紹介。梶に「おー、ギリギリだねー」と茶々を入れられると、岡本は「本来的には僕はネタバレしたい側なので。気を付けます!」と苦笑した。
ナインを演じた井上は「今回のお話をいただき、原作ファンの息子に相談したところ『父さん、それは絶対やらなきゃダメだ!』と言われました」とほほえむ。シーンによっては完成前の画面を見ながらアフレコを行ったと話し、「場合によっては、画面の丸を見ながら『ウウウー!』とか言っているので、自分の人間性がおかしくなるんじゃないかと(笑)。想像力でカバーしました」と振り返り、観客を笑わせた。
ナインの側近・スライス役の今田は「井上さんの声を聞く前に収録があったので、どんなナインかわからない状態でスライスを演じました」と回想。「スライスの声が意外で、お姉さまというか……クールビューティというか……」と言葉を選ぶ様子の山下を、岡本や梶が「(クールビューティーなキャラが)好きなの? 好きなの?」とイジると、山下は「僕、は、好きです!」と恥ずかしそうにしながらもきっぱりと答える。今まで悪役を演じたことがあるのかという質問に今田は「意地悪な役はありましたけど、ここまでの悪役はなかったので、自分でも新しかったですね」と答えた。
イベントでは、主題歌「ハイヤーグラウンド」を手がけた
「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング」は12月20日より全国でロードショー。
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