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本作はモトーラ演じる女子大生の奈央が、父の3度目の結婚相手である女性・綾とともに台湾旅行へ出るさまを描く物語。この日の上映には、台湾ロケの際に協力した関係者やモトーラファンが集まった。「撮影の時以来、1年数カ月ぶりの台湾でしたが、台湾の空気はとても優しくて、以前と同じように、私をまるごと受け入れてくれるようです」と再訪を喜んだモトーラ。上映を終え「笑いのポイントが日本と同じで、映画は国境を越えるんだなぁ……と思いました。『恋恋豆花』は、私たち日本人が台湾の美味しいものを食べて、台湾の人の優しさに触れて、キラキラした景色に包まれる、そんな映画なんですが、台湾の人にとってそれはどこにでもある日常なんですよね」としみじみと語った。
綾を演じた大島は「日本人がこんなに台湾を愛しているんだということを知ってもらえる映画だと思いますし、台湾の人が台湾の素晴らしさを再発見できる映画だと思いますんで、絶対に台湾で公開してほしいです」と台湾での公開に期待を寄せる。「やっと観れました! そして、めっちゃお腹すいてます!」と無邪気に話したのはシー・チー・ティエン。「日本の映画スタッフはプロ意識が高く、丁寧に仕事を積み上げていく姿が印象的でした。とてもとても幸せな体験でした」と本作への参加を振り返る。
日本映画に初出演したヴィッキー・パン・ジーミンは「一番最初が今関監督の映画でよかったです。今関監督の演出は、俳優を信じて、自由に演技をさせてくれる部分が多いのですが、私はそういう経験があまりなかったので『本当に大丈夫?』と不安になることもしばしばで(笑)。でも、完成した映画は完璧でした」と今関を称賛。リラックスしながら鑑賞できたという今関は「映画を楽しむ気持ちに場内は満ちていて、反応がビビッドで笑いやざわめきにあふれていた。上映後も『恋恋豆花』の“恋恋”はホウ・シャオシェン監督の『恋恋風塵』からですか?と記者に聞かれてうれしかった。タイプは違うけど大好きな台湾の映画。恋恋は『愛おしい』とか『大好き』の意味。台北試写を終えた今の僕の気分は恋恋台湾なのだ」と満足げに試写を終えた。
「恋恋豆花」は2月22日より東京・K's cinemaほか全国で順次公開。
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