ジュード・ロウが東京コミコンでダンブルドア、ヨン・ロッグ、ワトソンの役作り語る

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ジュード・ロウが、千葉・幕張メッセで開催中の「東京コミックコンベンション 2019」内のメインステージで、本日11月24日にトークを行った。

ジュード・ロウ

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左から宇垣美里、ジュード・ロウ。

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「シャーロック・ホームズ」シリーズ、「ファンタスティック・ビースト」シリーズ、「キャプテン・マーベル」などで知られるロウ。杉山すぴ豊と宇垣美里がMCを務める同ステージに登場すると、来日の感想を「日本のファンは熱心で、誠意を持って接してくれるので、ありがたいです。何年にもわたって応援してくれるファンも多いので、改めて感謝したいです」と述べた。

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「ファンタスティック・ビースト」シリーズでは、「ハリー・ポッター」シリーズでも人気の高いアルバス・ダンブルドアの若い頃を演じているロウ。これまでも一筋縄ではいかない役作りに挑んできたロウは「役作りに関しては、いつもまず脚本を読むことを大事にしています。そのあと、求められるものがあれば勉強します。例えば楽器を演奏する役なら、楽器を学んだりね。もちろん限界はあって、ドラマ『ヤング・ポープ 美しき異端児』での法王役や、『キャプテン・マーベル』のヨン・ロッグというエイリアン役についてはできるだけ想像力を働かせなければいけなかった」と語った。

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ロウは、「キャプテン・マーベル」で真のヴィランであるヨン・ロッグを演じ観客を驚かせた。同作については「新しいキャラクターについては期待が大きいもの。最初にマーベルからストーリーやキャラクターについて説明を受けましたが、古いコミックの登場人物だったので、情報が少なかったんです。なんとか自分の腕を信頼して、そして脚本を待って、役を受け入れました」と振り返る。さらに「演じ方としては、一見善人であるかのように見えて実は悪い存在。それをできるだけストレートに演じることで、(設定の)ひねりで観客を驚かせようとしました」と解説した。

ロバート・ダウニー・Jr.と共演した「シャーロック・ホームズ」では、ホームズの相棒ワトソン役で人気を集めたロウ。「ワトソンについては、多くの本が出ているし、アーサー・コナン・ドイルも多くの記述を残しています。できるだけビジョンに合う仕事をする必要がありました」と語った。

今後の予定を聞かれたロウは「まず『ファンタスティック・ビースト』の3作目が控えています。撮影は来年の3月から夏に行う予定です」と言ってファンから期待を込めた拍手を受ける。次に演じたい役についての質問には「いろいろな役柄をまったく異なった映画の中で演じるのが好きなんです。マーベル映画や『シャーロック・ホームズ』『ファンタスティック・ビースト』のような大作も、地味な作品も好き。来年はアメリカの若い監督ショーン・ダーキンの『The Nest(原題)』という映画に出ます。家族に訪れる危機を描く作品です」と返す。過去に出演した「A.I.」などのSF映画も大好きだそうで「私にとってSFとは、将来の姿を見ているようなもの。また、将来というレンズを通して今を見ているようなものでもあると思う」とコメントした。

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最後にロウは、日本のファンに向けて「日本を初めて訪れてから15年。家族でも1人でも訪れて、毎回素晴らしい思いをさせてもらっています。人々は親切だし、日本の食事も文化も大好き。再び日本に来るのを楽しみにしています」とメッセージを送った。

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