ピンク映画「童貞幽霊 あの世の果てでイキまくれ!」の公開記念舞台挨拶が本日11月16日に東京・上野オークラ劇場で行われ、キャストの戸田真琴、
塩出がOP PICTURES新人監督発掘プロジェクト2017の審査員特別賞を受賞したことにより制作するチャンスを獲得した本作。歩美が童貞の信夫を「今日は両親がいないから大丈夫」と家に誘うことから物語が展開していく。初体験を目前にした信夫だったが、突然、歩美の両親が帰宅。家をたたき出された彼は、車にひかれて幽霊になってしまう。
まず戸田は本作の撮影を振り返り「夜通しで撮影したシーンもあって、目の下にクマ出てないかな? ちゃんとかわいいかな?って心配してたんですけど(笑)、 きれいに撮っていただいて、技術ってありがたいなと思いました」と語り、会場の笑いを誘う。本作で二面性のあるヒロイン・歩美を演じた戸田。「言葉遣いが悪かったですよね。あんな言葉使ったことない」と述懐し、「監督から撮影中に『普段のままで大丈夫です』って言われたんですよ!」と不満を述べる。それを受けた塩出は「ぴったりだったじゃないですか? 罵声吐いてるとき輝いてましたよ!」と冗談を飛ばし、さらに「中年男性との絡みのシーンで戸田さんが『くせえんだよ!』『鼻息荒いんだよ!』って言うんですけど、あそこはほぼアドリブでしたよね?」とたたみかける。戸田は「さすがに言わない! やめてください、印象操作するの!」とクレームを入れ、仲の良さをうかがわせるやりとりが続いた。そして戸田は「ピンク映画やVシネマに出演すると最終的に男の人を痛めつけてるんですよ。局部を噛みちぎったり(笑)。今回もバットがあって楽しかったです」とはにかむ。
絡みのシーンがあるために、出演するにあたり身体を絞ったという星野と松本。それを横で聞いていた、幽霊・牧子を演じたきみとは「私も幽霊感を出すために、絞ろうと思ったんですが痩せられなかったので(笑)、超健康体の幽霊です。シミも隠してもらえなくて、今までで一番薄い化粧で出ました」と苦笑しつつ回想する。塩出は「きみとさんがYouTube番組のインタビューで、この映画のネタバレめっちゃしゃべってたんですよ。『マジかこいつ』って思いました」と暴露すると、きみとは「ミスです。すみません、ポンコツなんですよ(笑)」と平謝りして、会場を和ませた。
ここで閻魔女王役で出演した
最後に塩出は「世の中にはSNSという便利なものがあるので、作品の宣伝なり感想なりをつぶやいてください! ピンク映画で“バズる”ことはなかなかないですが、がんばっていきましょう」と客席に呼びかけ、戸田は「個性的な内容でほかのピンク映画と色が違うと思います。この作品にはいろんな人の性癖が詰まってます。一粒で十粒おいしい映画だと思いますので、皆さん何回も観てくれたらうれしいです」とアピールし、イベントの幕を引いた。
「童貞幽霊 あの世の果てでイキまくれ!」は上野オークラ劇場ほかで公開中。
※「童貞幽霊 あの世の果てでイキまくれ!」はR18+指定作品
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