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エベレスト南部の“デスゾーン”に向かう救助隊「チーム・ウイングス」の苦闘を描く本作。チームの隊長ジアンを役所が演じ、遭難した恋人を探すためチームに加わるシャオタイズ役をチャン・ジンチュー、ヘリパイロットのハン役をリン・ボーホンが務めた。沢城はシャオタイズ、宮野はハンの声を担当している。
役所は「監督が粘り強くて何回も何回もやるんです。何がダメなのかなあと思っていて」と笑い、「やっぱりアクションのある映画は大変」「身体中にロープが絡まってあざだらけになりました」と撮影時の苦労を明かす。「とても……大変なロケでした」と切り出して笑いを誘ったのは、声のみの出演の宮野。彼は雪山でのアクションシーンに触れて「感動しました。雪山でめちゃめちゃ飛んでましたよね」と役所に目配せをした。
吹替収録時に大変だったことをMCから尋ねられると、宮野は「(役所の演技の苦労とは)比べものにならないよねー? 沢城さん!」と声を張る。沢城はその言葉に同意しながら「1秒の間にいっぱい情報が入っていて、1つずつ拾い上げていくのは果てしない作業でした」と回想する。宮野が「短い時間で感情を動かして、ドラマチックな展開を一気に録っていく。すごく疲労感があった」と述べると、ジアンに自ら声を当てた役所は「編集されているから撮影のときの呼吸とはスピードが違うんですよね」と続けた。
アクションの1つひとつを細かく言語化する必要があったことから、“とにかくやるしかない”と多くの自主練習を行ったうえでアフレコに臨んだ沢城と宮野。「現場でそのままやっているのかと思った」と驚く役所に、宮野は「めちゃくちゃ練習してます!」と声をかける。それを受けて役所が彼らに賛辞を送ると、宮野と沢城は「声優やっててよかった!」と声を弾ませた。
最後に役所は「いろんな国の俳優さんやスタッフが集まって、みんなで力を合わせて作った映画です。皆さんに応援していただけるとうれしいです」と作品をアピールして舞台挨拶を締めくくった。
「オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁」は、全国の劇場で上映中。
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声優情報 @seiyuubot
声優やっててよかった!沢城みゆき&宮野真守、役所広司からの賛辞に笑顔(写真14枚) https://t.co/bz8KPWfePp