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怨念によって巨大化した日本人形が、あるパーティに集った8人を襲う本作。写真が趣味の女子大生・平井由梨を小坂、幼なじみの真人を萩原利久が演じた。この日のイベントには、キャストの
初日を迎えた小坂は「とうとうこの日が来たんだ……という緊張感もあるんですけど、楽しさとうれしさも同時にあります」と笑顔を見せる。宮岡の「得体の知れないものに追われるホラー映画を作りたい」という思いから始まった本作。そこから題材が日本人形に決まり「最初は髪が徐々に伸びていくのが怖いと思ったんですけど、体長が倍のサイズになったらもっと怖いのでは?と思い付きました」と発想の源を明かした。
そんな巨大な日本人形について、小坂は「よくできてるなー、と思ったのが率直な感想です」と特に恐怖は感じなかった第一印象を話し笑いを誘う。萩原利久も「デカッ!と思いました。2mはでかいです」と素直に述べ、黒羽は殺される立場から「こういうものに殺られると思ったら悲しくなりました」と語る。最初は「デカイからどんくさいのでは?」と疑っていた水上は「でも意外と器用なんです。フォークで刺してきたり……」と巨大な日本人形の意外な一面を明かした。
近藤と粟根から「かわいい」、石川から「率直に大きい」、福島から「愛らしい」といった意見が飛び出す中、黒沢は、夫である特殊メイクアーティストの梅沢壮一が日本人形の制作に関わっていることに触れる。「実は私、デカい日本人形の髪を秋葉原まで買いに行ってるんです。私が調達しました」と告白し周囲を驚かせ、近くで人形が作られるのを見ていたことから「ちゃんと巣立ったなあ、という母親目線です」と続けた。
かつて連続ドラマの撮影現場で宮岡と一緒に働いた経験がある萩原聖人。「もう10年近く前ですかね。彼がまだ助監督の頃です。人に言えない個人的な話を大声でしゃべってしまうような面白いやつで。監督は変な人がなったほうがきっと映画も面白い。そのときも『ホラー映画を撮りたい』とずっと言っていて『いつか一緒にやろうよ』と話してました」と当時の約束を振り返る。そして宮岡を「監督にも俳優にも無駄な仕事はない。このメンバーで本当に手作りな感覚で短い時間の中、1つの作品を完成させた。すごい成長を感じました」とたたえた。
「恐怖人形」は全国で公開中。
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日向坂46小坂菜緒が巨大な日本人形に「よくできてる」、黒沢あすかは母親目線(写真17枚)
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