本作は、“昭和男”なおかき屋の社長・皆川雄一郎が、浅草でスナック「ビーナス」を営む山田美奈子と出会ったことから始まるホームコメディドラマ。初恋の人にそっくりの美奈子と付き合い始める雄一郎だが、2人の恋は家族や周囲の人々を巻き込んだ大騒ぎに発展していく。ドラマ「Dr.コトー診療所」の吉田紀子が脚本、「ドクターX」の松田秀知が演出を手がけた。
舞台を中心に活躍する一方、映画「団地」の演技が評価され第19回上海国際映画祭で日本人初となる金爵賞最優秀女優賞に輝いた藤山。美奈子を演じるにあたり、これといった役作りはしなかったそうで「偶然私は関西弁しか喋れなかったってことで、普通の“大阪の年いったおばさん”という感じです」と率直に役柄を紹介する。また「いま主人公が年若いですやんか。2倍以上ですからね、平均年齢高いですよね。会うと検査したとか、みんなそういう話が出来るのがすごく楽しい。いい集まりですよね? その和やかさがすごく出てていいと思うので、よろしくお願いします」と視聴者にメッセージを送った。
※記事初出時、人名に誤りがありました。お詫びして訂正します。
テレビ東京開局55周年特別企画 新春ドラマスペシャル「最後のオンナ」
テレビ東京系 2020年1月放送
藤山直美 コメント
オファーを受けて
お話が来た時は、「私は普通にいてたらいいんやな」っていうことで、変な不安はなかったです。こうやってテレビの仕事の機会を頂けたことは、よかったかなと思います。
役作りについて
意気込みとか役作りは考えたことないです。恐らく、東京の方が持っている“大阪の人”像があると思うんですけど、別にヒョウ柄もアメも出てこないし、たこ焼きも出てこないし、何も出てこないですよね。大阪大阪していない。ただ私が関西人であるっていう事でのお芝居であって、もし東京の方がやられても成立するような話になっていますので。偶然私は関西弁しか喋れなかったってことで、普通の“大阪の年いったおばさん”という感じです。
視聴者へメッセージ
テレビ東京開局55周年ということで、私が5歳の時に開局したんや。私と同い年が東京タワーとチキンラーメンやから。私も還暦ですので。いま主人公が年若いですやんか。2倍以上ですからね、平均年齢高いですよね。会うと検査したとか、みんなそういう話が出来るのがすごく楽しい。いい集まりですよね? その和やかさがすごく出てていいと思うので、よろしくお願いします。
藤山直美の映画作品
リンク
- 新春ドラマスペシャル「最後のオンナ」公式サイト | テレビ東京
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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
“吉田紀子が脚本、「ドクターX」の松田秀和が演出”/藤山直美が浅草のスナックママに、主演ドラマ「最後のオンナ」新春放送 - 映画ナタリー https://t.co/bWrKCEyJVJ