本作は知念実希人の同名小説を原作とするミステリー。ピエロの仮面をかぶった凶悪犯に占拠された病院を舞台に、一夜限りの当直医とけがを負った女子大生が脱出を試みるさまが描かれる。当直医の速水を坂口、女子大生の瞳を
追加キャストは4名。異常事態にもかかわらず警察への通報をかたくなに拒む田所院長を
公開された特報では、「入院記録のない患者」「通報しない病院スタッフ」「あるはずのない病室」といったキーワードや、神妙な表情の速水と瞳、閉じ込められた人々を脅かすピエロの姿が映し出されていく。なお本作の撮影は2018年に閉鎖された病院で行われた。
「屍人荘の殺人」の
坂口健太郎 コメント
最初に脚本を読んだときの感想
1つの事がわかるとドンドン転がって行って、転がって行った先に冒頭で話した欠片みたいなものがピッタリと歯車が合ってきたみたいな、息をつかせない作品になったら良いなと思いました。
永野芽郁との共演について
彼女と一緒に作品をするのはもう3年か4年振りで、だけど、こうやってまったく違うキャラクター同士でお芝居するというのもとても新鮮でとっても難しい役だと思うので、僕も瞳の考え方を尊重したいと思いますし、よい化学反応がまた出来たら良いなと思います。
映画のメインの舞台となる病院について
物語の中での病院はどこか違和感があるなと、僕が演じる速水という医師は感じていくのですが、実際撮影させていただいた病院は今は使われていないのですが、元々生きている病院だったので、そこも含めてリアルな映像になっているだろうとは思いました。
自分がこんな事件に巻き込まれたら?
命を一番大事にしようと思ったら、ただ生きるためなら何もしなくても生きれると思うんです。
時間になったらピエロが帰ってくれれば、だけど速水はもう一個上を行こうとし、生きる事にプラスして、この謎を解くという風に動いていく様はカッコいいと思います。
永野芽郁 コメント
最初に脚本を読んだときの感想
素直に面白いと思いました。瞳という役を演じられることもとてもうれしかったですし、共演者の方が全員決まる前に台本を読ませていただいていたので、どんな方が演じるんだろうと、映画化を楽しみにして下さっている方と同じような気持ちでいましたし、早くこの世界に入りたいと思いました。
坂口健太郎との共演について
とても安心感がありましたし、またご一緒出来て本当にうれしいなと思いました。
坂口さんと目を合わせるだけで、そこに居て良いという気持ちになるので、瞳として気持ちを持っていかれ過ぎないように、自分の中でセーブをしながら演じていました。
映画のメインの舞台となる病院について
原作と台本を読んだ時の印象がそのまま表現されていて、何かありそうな感じはあるのですが、それが何なんだろうという不思議な力がある病院になっていて、これから楽しみです。
自分がこんな事件に巻き込まれたら?
何もしないです、静かに。あんなに勇気を持ってカルテを探しに行ったりしないです(笑)。
ただただ静かに目立たないようにします。逃げれないですし、何かしたら殺されるかもしれないと思っているので、話しかけられるまで一言も発さないです。
生き残りたいとは思いますが、その時によって何が最善なのかはわかりませんけどね。
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原作:知念実希人(実業之日本社文庫)