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本作は、今は亡きアクションスター、チャールズ・ブロンソンに瓜二つのブロンジーが映画初主演を務めたバイオレンスアクション。どこからともなく現れた謎の男Kが、幼い少女を歩けない体にした冷酷な麻薬組織のボスを追い詰めていくさまが描かれる。
ハンガリー生まれ、年齢不詳のブロンジーは、軍人、大工、ミュージシャン、スタントマンなどさまざまな職を経験してきた人物。スペインでスタントマンとして働いていた際、監督のレネ・ペレスと出会い、2017年の「From Hell to the Wild West(原題)」で映画デビューを果たした。ブロンジーは監督との出会いを「過去にセルジオ・レオーネの作品も撮影された非常に有名な西部劇村で働いていたんだ。そこを訪れたレネ・ペレスが僕の写真を見て『チャールズ・ブロンソンですか?』と聞いたところ、オーナーが『いや。ブロンジーだ』と答えてくれた。そこから交流が始まったんだ」と振り返る。
「チャールズ・ブロンソンに似ていることを自覚したのはいつ?」という質問には、「もう何年も前。馬のブリーダーとして働いていた25歳の頃」と回答。周囲の人から似ていることを指摘され始め、同僚だったピーターから、のちに芸名にもなる「ブロンジー」のあだ名を付けられたと明かす。
「私にとって師匠のような人」とブロンソンへの尊敬を隠さないブロンジー。「俳優としてのロールモデルであり、子供の頃から彼の作品をずっと観てきた。かつて一番好きだった俳優であり、これからもずっと好きであり続ける。僕は彼の映画を観て演技を学んだんだ。今もなるべく彼に近付くように役作りをしているし、『よく似ている』と言われることは本当に誇らしいこと」と笑顔を見せる。ブロンソンの出演作はすべて鑑賞しており、お気に入りの1本には「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト」を挙げた。
現在オファーが殺到中というブロンジーが「いくつかプロジェクトが控えている」と今後の出演作について語る場面も。「これからもブロンジー作品、そして私を観てもらえる機会があることを約束できます。来年の1月には、同じレネ・ペレス監督との撮影が控えているんだ。私がボディガードを演じるアクションになるよ」と明かす。MCを務めた江戸木純曰く、ブロンソンの「マジェスティック」にオマージュが捧げられた作品になるという。
イベントの終盤、挨拶を求められ少し困った素振りを見せながらあごをさすり始めるブロンジー。すると「うーん、マンダム」とかつてブロンソンが出演した化粧品「マンダム」のCMのモノマネをしてみせ観客を喜ばせた。
「野獣処刑人 ザ・ブロンソン」は、12月20日より新宿武蔵野館で公開。
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- 「野獣処刑人 ザ・ブロンソン」公式サイト
- 「野獣処刑人 ザ・ブロンソン」特報
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チャールズ・ブロンソンのそっくり俳優が初来日、「うーん、マンダム」披露 https://t.co/EnpiyNJyEl