アーロン・クォックが出演作のQ&Aに登場、サプライズでサイン会も

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第32回東京国際映画祭アジアの未来部門出品作「ファストフード店の住人たち」のQ&Aイベントが本日10月29日に東京・EX THEATER ROPPONGIで行われ、キャストのアーロン・クォックミリアム・ヨン、監督のウォン・シンファンが登壇した。

左からミリアム・ヨン、アーロン・クォック、ウォン・シンファン。

左からミリアム・ヨン、アーロン・クォック、ウォン・シンファン。

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アーロン・クォック

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本作は、24時間営業のハンバーガー店を舞台にした香港人情ドラマ。“ファストフード店難民”と呼ばれる人々の姿が描かれる。多数の作品に出演し、さまざまな役を演じてきたアーロン・クォックは「2年前にこの映画の脚本に出会ったとき、どんな条件でどんなギャラでも出たい!と思いました」と回想。「香港の俳優として香港映画を応援していきたいと思っています。皆さんにもこの作品を気に入っていただけるとうれしいです」と観客に呼びかけた。ミリアム・ヨンは「この映画に出演できたことを光栄に思っています。娯楽映画というだけでなく、人と人とのつながりを伝えられる作品です」と太鼓判を押す。

ミリアム・ヨン

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ウォン・シンファン

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ミリアム・ヨンをアーロン・クォックは「とても賢い女優」と評し「この作品と同時進行で、彼女はほかのドラマも撮影していたんです。まったく違うキャラクターを演じ分けていました」と明かす。一方のミリアム・ヨンは「アーロンさんと出会ったことはラッキーなことです」と述べ「アーロンさんのマネージメントをしているシュウメイさんからこの映画のオファーをいただきました。同時期に撮影していたドラマでは幸せな妻を演じ、この作品では孤独で寂しい女性を演じています。自分にとっては挑戦でしたし、殻を破る機会になりました」と笑みをこぼした。ウォン・シンファンはアーロン・クォックとミリアム・ヨンについて「彼らは香港のスーパースターです! でも現場に来てもらうときは俳優として演技に臨んでもらいました」と語った。

イベント中盤にはファストフード店の印象を尋ねられる場面も。ミリアム・ヨンは「ファストフード店には子供の頃の楽しい記憶が詰まっています」とはにかみ「でも、この映画ではファストフード店難民が描かれています。苦しいことやつらいことがあってもそれを家族に言えないのだと思います。私はこの映画を通して家族とのコミュニケーションがとても大切であることを伝えたい」と力を込めた。アーロン・クォックは「脚本を読んだときにファストフード店難民について調べました。彼らは何を考えて、将来どうする気なのか? それを考えながら役作りをしたんです」と語り「でもファストフード店はあくまでもロケーションであって、この作品では人と人との愛を伝えたいんです」とアピールした。

イベントの最後にはアーロン・クォックがサプライズでサイン会を開くことを発表。ファンとの交流を楽しみ、この日のイベントを締めくくった。

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