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本作は、余命宣告を受けた2人の女性が出会い、12歳の少女の「死ぬまでにやりたいことリスト」を実行するために奮闘する物語。人生を家庭に捧げてきた大真面目な主婦・幸枝を吉永、大金持ちの社長・マ子を天海が演じた。10月12日に舞台挨拶を行う予定だったが台風19号の接近により中止になった経緯から、吉永は「もうこの仲間と会えなくなるという思いから悲しくなってしまいました。それ以上に、たくさんの方の命が失われ、皆様つらい思いをなさっていました。今そういう方々に映画を観に行っていただくわけにはいかないですが、なんとかお元気になって、また新しい道を歩んでいただきたいと思います」と気持ちを込めて語りかけた。
幸枝の娘・美春を演じた満島は、そんな吉永から刺激を受けたという。「エンタテインメントって何ができるんだろう。照明で電力を使ったり、俳優ってなんだろう、作品を作るってなんだろうって、災害が起こるたびに考えます」と率直な思いを述べ、「現場で吉永さんと天海さんが元気にニコニコしている姿を見て、存在するだけで華を与えてくれる人っているんだなって、お二人の背中から感じることが多々ありました。私も若い方や自分より歳上の方、自分と同世代の方にも、いっぱいパワーを与えられる存在になりたいと思っています。本当にいい共演でした」と感謝し、深く頭を下げる。
ももいろクローバーZは、本人役でライブシーンに出演した。百田は「映画の中でお二人が私たちのグッズを身に付けてくださっているんですけど、何色だったか見ました?」と観客に質問。自身のメンバーカラーが赤であるため「天海さんが黄色、吉永さんがピンク……! もし次にこういう機会があるならば、ぜひとも赤を着てほしい」と悔しそうな顔を見せる。ピンク担当の佐々木は「いや、絶対譲らない!」と強い圧で対抗。すかさず天海は「黒にします、全員推しで!」と仲介するが、百田から「赤にしませんか!?」と食い下がられ、「頭からつま先まで赤にしますよ!」と約束していた。
舞台挨拶の後半では、登壇者たちが「一番感謝していること」をそれぞれ話すことに。天海は「私たちの職業は、作って完成させるだけでは伝えられないもの。受け取ってくださる方がいて初めて作品が完成します。この作品に触れてくださる方々全員に感謝を伝えたいです」と温かいメッセージを贈る。ラグビーファンの吉永は「選手が一生懸命“ワンチーム”になってがんばったのは素敵なこと。私たちも、また映画を“ワンチーム”で作りましょう!」とチーム一丸となって取り組むことの大切さを強調した。
「最高の人生の見つけ方」は全国で上映中。
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