井上真央主演「大コメ騒動」2021年に公開決定、米騒動の発端となった女たち描く

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井上真央が主演、本木克英が原案・監督を担当する「大コメ騒動」の製作が決定。10月26日に撮影がスタートし、2021年の公開を予定している。

井上真央

井上真央

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約2万5000人の検挙者を出し、時の内閣を総辞職に追い込んだ1918年の米騒動。日本最大の民衆蜂起と言われるこの騒動の発端にいたのは、富山県の東海岸で家族の腹を満たすために立ち上がった漁師の妻たちだった。そんな史実にもとづいた本作は、農家から慣れない漁村に嫁いだ女性・松浦いとを主人公にした痛快エンタテインメント。毎日高騰していく米の価格に頭を悩ませていた漁師の“おかか”たちが、あるきっかけで家族のために行動するさまが描かれる。

本木克英

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「超高速!参勤交代」シリーズや「空飛ぶタイヤ」で知られる本木は「歴史から抹消された『おかかたち』の闘いを生き生きと、 面白く蘇らせたいと思います。映画の舞台であり、私の出身地でもある富山県の皆さんの情熱的なご協力を如何に映像に残せるか、本当に楽しみです」とコメント。「花は咲くか」の谷本佳織が脚本を担当した。

本木とは2007年公開「ゲゲゲの鬼太郎」以来のタッグとなる井上がいとを演じる。彼女は「いつの時代も、女性たちの執念や勇気ある行動が、世の中を動かしていくことを深く考えさせられました」と脚本の感想を述べつつ、「これから激しい騒動を起こしていくことに今からとてもワクワクしています。家族や仲間を守るために戦った富山のおかかたちの勇姿を、時におかしく、そして力強く、感じてもらえる作品にしていきたいです」と撮影への意気込みを語った。船の積荷を運ぶ沖仲仕(おきなかし)として60kgの米俵を担ぐシーンなど、体を張った演技も見せるという。

また夏木マリがいとの姑・タキ、三浦貴大がいとの夫・利夫を演じることが明らかに。そのほか柴田理恵左時枝西村まさ彦立川志の輔室井滋という富山県出身のキャストが名を連ねた。撮影は富山県全面協力のもと、富山市内や海辺など県内数カ所と京都府内で行われる。クランクアップは11月中旬を予定。

井上真央 コメント

脚本を読んだ時、いつの時代も、女性たちの執念や勇気ある行動が、世の中を動かしていくことを深く考えさせられました。
本木監督をはじめとするスタッフ、キャストの皆さんと、これから激しい騒動を起こしていくことに今からとてもワクワクしています。
家族や仲間を守るために戦った富山のおかかたちの勇姿を、時におかしく、そして力強く、感じてもらえる作品にしていきたいです。

本木克英 コメント

100年前に生きる女性もありありと表現できる、井上真央さんの確かな演技力がこの映画には必要でした。歴史から抹消された「おかかたち」の闘いを生き生きと、面白く蘇らせたいと思います。映画の舞台であり、私の出身地でもある富山県の皆さんの情熱的なご協力を如何に映像に残せるか、本当に楽しみです。

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読者の反応

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桐沢たえ @kirisawatae

「柴田理恵と室井滋と夏木マリが出る富山の米騒動の映画」ってだけで面白そうすぎるだろ。
https://t.co/JUmfj63rdQ

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