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売れないギタリスト・金室慎之介と過去からやってきた高校生“しんの”、慎之介の元恋人である相生あかね、あかねの妹あおいが織りなす不思議な四角関係を描く本作。鑑賞し終えた観客に向け「楽しかったですか?」と呼びかけた吉沢は、温かい拍手を贈られてホッとした笑顔に。また東宝調べで満足度が高いという評価を受けたことについて「素晴らしいですね! これはたくさんの人に喜んでいただけるのではないかという自信があったので、形に出てうれしいです」「10代の青春みたいな部分もありつつ、30代や20代後半くらいの方にも刺さると言っていただけたので、幅広く愛される作品なんだなと思います」と手応えを語った。
吉岡も「なんて素敵な脚本なんだってすごく感動していたので、お客さんにど真ん中で届いてるのはうれしいです、『ですよね!』って(笑)。関わった1人として私も大好きな作品です」とにっこり。本作の“激エモ”シーンを聞かれると、吉岡はデコピンのシーンを挙げ「めっちゃ好きです。今の高校生ってこんなことしてるのかあ!って」と答える。「あんま“エモい”の使い方わかってないんですけど(笑)」と前置きした吉沢が、あおいのとあるシーンに言及すると、若山と吉岡は「あれはヤバい!」「それ言っちゃいます?」と大盛り上がり。そんなキャストたちを見た長井は「自分の中の“エモい”を詰め込んで作ったので、皆さんと共有できてうれしいです」と喜んだ。
第52回シッチェス・カタロニア国際映画祭で上映された本作。現地での舞台挨拶に出席した吉沢は「スペイン、すごかったですよ。『こち亀』のくだりとかめちゃくちゃ爆笑が起こるんですよ。日本の文化を知らないとわからないところでも笑ってて、日本を愛してくれてるのを感じた」と述懐する。その言葉にうなずいた吉岡は「タイトルが出た時点で拍手が起こって大盛り上がりしていて。言葉の壁とか文化の壁を超えて、人として心が動いてくれてるのを感じました」と振り返った。
最後に吉沢は、「すごく個人的なことなんですが……。本作に出てくる秩父ミューズパークという場所が、僕が『仮面ライダーフォーゼ』で初めて変身したところだったんです」と明かして会場を驚かせると「めちゃくちゃ運命を感じました。僕自身も思い入れの強い作品になったので、この作品が広まっていけばうれしいなと思います」と語りかけて、イベントを終えた。
岡田麿里が脚本を手がけ、田中将賀がキャラクターデザインと総作画監督を務めた「空の青さを知る人よ」は、全国で公開中。
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