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平野啓一郎による同名小説を映画化した本作では、福山演じるクラシックギタリスト蒔野聡史と、石田扮するジャーナリスト小峰洋子の恋が描かれる。平野から試写会で感想をもらったという福山は、「『自分が書いた小説の映画を観て泣けるとは思いませんでした』とおっしゃっていただいて。こんなにうれしい褒め言葉はないなと、ホッとしましたね」と述懐する。
本作で映画初共演となる福山と石田。石田の口から同い歳であることが明かされると、会場からは「えー!」という声が上がり、福山は「どういう『えー!』なの?(笑)」と観客へ問いかける。石田が「ドラマでもお会いしたことがなかったので、この作品でご一緒することになっていたんだなと感無量でした」としみじみ語ると、福山も「運命の共演です!」と力強く発言。脚本を読んでいるときから洋子が石田のイメージだったという福山は、「『早く洋子に会いたい』と。『おお! 洋子』という気持ちでした」と話し、隣の伊勢谷に「おお! 洋子」はニューヨークで撮影された本作と、ジョン・レノンとオノヨーコ夫妻つながりだと説明して笑いを誘う。しかし石田が「お会いしたのは東京ですよね?」と無邪気に返答すると、福山は「いいじゃないですか、それは!」とうなだれた。
リチャード新藤という役名の伊勢谷は「さっき久しぶりに呼ばれてちょっとビビりました」と笑い、本作では全編英語を話していることや、日常生活でもほぼ英語を使っていることを明かす。また「さっきから激しく石田ゆり子にツッコみたくてしょうがない」と石田と気心の知れた様子の板谷は、福山とデビュー作から約20年ぶりの共演となったことにしみじみ。そんな板谷に先輩風を吹かしてしまうという福山は、「『素敵な女優さんになったんだな。いいぞ!』と思っていました」と共演を振り返った。
最後に福山は「忘れない人や思い出だったり、皆さんが生きてこられた中での大切な人や時間ともう1度会いたくなるような映画です」と本作を紹介し、イベントを終えた。
「マチネの終わりに」は11月1日より全国でロードショー。
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