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小山健によるマンガを実写化した本作。女性ファッション誌の編集部で働く米田青子が、突然やって来る“生理ちゃん”に振り回されながらも仕事と恋に向き合っていくさまを描く。青子を演じた二階堂は「一番大事なのは、自分とは違う人が抱えている悩みや苦しみを、自分のものさしで測るのではなく、なるべくその人に寄り添いながら理解してあげることなのかなと。そう感じながら参加させていただきました」と真摯に語る。
イベント中、ほほえみを交わし合い仲睦まじい様子を見せた二階堂と伊藤だが、共演シーンは少なかったという。伊藤の印象的なシーンについて、二階堂は「家のドアをバッて開けて『生理ちゃん!』って叫ぶシーンがすごく好きで。さすが沙莉さんだなと。ご本人のハスキーなボイスとも相まって、いい『生理ちゃん』が聞けたなと思いました」と述懐。伊藤は照れ笑いしつつも感謝すると、「私は(青子が)会社で闘っているところとかを横目で見ていたので、がんばれって思っていました」と振り返った。
「実際に自分のそばに生理ちゃんがいたら?」と尋ねられると、二階堂は「今日は涼しいのでお互い気持ちよく一緒にいれると思いますが、暑いときにあんなに近くにいられると、ちょっと嫌かもしれないですね……」と回答。伊藤は「一心同体なので自分が感じた負の感情をすべて担ってほしいです。自分以上に怒ってくれたら楽になるかなって」と答えつつ、「いつもそんなに邪悪なことを考えてはないですけど(笑)」と付け加える。寮住まいだという松風は「独り言が増えちゃったので、話し相手になってくれる生理ちゃんがいたらいいなと思います」と述べた。
ここで、スタッフに連れられて生理ちゃんが登場。「久しぶりにお会いできてうれしいです」と二階堂が喜ぶと、伊藤は「このなんとも言えない表情で訴えてくるんですよ」と、劇中で生理ちゃんがサムズアップをするシーンに元気をもらったと話す。最後に品田は「子供から大人までいろんな方に観てほしいと思っているので、今日は男性の方も来てくださって本当にうれしく思います」と観客へと感謝を伝えた。
「生理ちゃん」は11月8日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次ロードショー。
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- 「生理ちゃん」公式サイト
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おおとも ひさし @tekuriha
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