気候変動を止める、活動家に密着したドキュメンタリー「気候戦士」11月公開

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気候戦士~クライメート・ウォーリアーズ~」が、11月29日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で公開される。

「気候戦士~クライメート・ウォーリアーズ~」ポスタービジュアル

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「気候戦士~クライメート・ウォーリアーズ~」

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本作は環境汚染が叫ばれる現代で、気候変動を止めるための活動を展開する活動家たちに密着したドキュメンタリー。気候変動に消極的な米国政府を提訴した17歳のヒップホップアーティスト、孫の世代のためにわらを活用したバイオマス発電を実用化した発明家といった人物の活動を紹介していく。監督は「第4の革命 -エネルギー・デモクラシー」で再生可能エネルギーの重要性を説いたドイツの映画監督カール・A・フェヒナー。ニコライ・ニーマンが共同監督を務めた。

「気候戦士~クライメート・ウォーリアーズ~」

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現在YouTubeにて公開中の予告編は、気候変動問題に関する国際協定・パリ協定からの脱退を表明するアメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプの姿から幕開け。その後「地球が危ない」「人類が危ない」「気候変動を止める」といったテロップとともに、元カリフォルニア州知事であるアーノルド・シュワルツェネッガーが「多くの命が危険にさらされています。かつての汚いエネルギーを復活させてはいけません」「これは政党の問題じゃない。人類の問題だ」と人類の未来に警鐘を鳴らす様子が映し出されていく。

環境学者で環境エネルギー政策研究所の所長を務める飯田哲也、気象予報士の正木明によるコメントは下記の通り。

飯田哲也 コメント

この映画は「未来へのデジャブ」だ。
前作で描かれた自然エネルギー革命のように、
気候革命も草の根で克服される未来への希望が描かれている。

正木明 コメント

変化は確実に始まっている。従来の石油、石炭、天然ガスから自然エネルギーへの転換だ。世界各地で地道な努力を続ける気候戦士たちの行動の結果が、確実に身を結び始めている。「党派は関係ない、これは人類の問題だ!」政治家目線からのアーノルド・シュワルツェネッガーの言葉には力がある。また、福島の事故をきっかけに考えを新たにした人たちが全世界にいる。そして彼らは、日本がいつ本腰を入れて動き出すのか? 心の底から待ち望んでいるに違いない。

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