今敏ワールドを堪能、「千年女優」「パーフェクトブルー」2本立て上映

東京・キネカ大森の上映企画「名画座2本立て」で、今敏の監督作「千年女優」「パーフェクトブルー」が9月27日より上映される。

原節子をモデルとした女優・藤原千代子の生涯を描く「千年女優」。ドキュメンタリー制作のため、映像制作会社社長・立花とともに過去を振り返る千代子だったが、彼女の語りはいつしか現実と映画のエピソードが渾然一体となったものになっていく。荘司美代子、小山茉美、折笠富美子が声のキャストとして参加した。

「パーフェクトブルー」は、女優活動を始めた元アイドル・霧越未麻の悪夢を描くサスペンス。過激なグラビアなどアイドル時代とはかけ離れたイメージの仕事に挑戦する未麻のもとに、ストーカーと思われる人物からの脅迫文が届けられ、彼女の関係者を標的とした連続殺人事件が起きる。未麻の声を岩男潤子が担当。企画協力として大友克洋が参加し、江口寿史がキャラクター原案を手がけた。

名画座2本立て【きねあにvol.3】夢と現の境界で溺れる、今敏の世界

2019年9月27日（金）～10月3日（木）東京都 キネカ大森
＜上映作品＞
「千年女優」
「パーフェクトブルー」※R15+指定
料金：一般 1300円 / シニア 1200円 / 3歳～大学・専門生 1000円 / キネカード会員 1100円