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“スタートアップ”をテーマに、何もかもが真逆な2人の女性がビジネスパートナーとしてそれぞれの未来を模索していく本作。上白石は「この作品のプロモーションでずっと隣に紘菜ちゃんがいてくれたので、なんて楽しくて尊い日々だったんだろうと思い出します」と公開を喜ぶ。自身が演じた自由奔放な大学生起業家・小松光のテンションの高さに苦労したという上白石。「普段はとても省エネな生活なんですよ」と明かし、他人を罵倒するシーンを撮ったあとに湿疹ができてしまった裏話を語る。「知らなかった、ごめんね!」と池田が謝ると、上白石は「でもあのときに光をやっているんだなって思いました。ぶつぶつもすぐ治りました(笑)」とけろっとした様子で述べた。
大企業に勤める安定志向の南堀希を演じた山崎は、光とは逆に“受け”の芝居が多かったという。「光の怒りをぶつけられたり会社で揉まれていくので、受けるほうも大変なんだなというか。日々溜まるものがあったのか(ASIAN KUNG-FU GENERATIONの)『リライト』を歌うシーンは最高でしたね(笑)」と振り返り、光との喧嘩の場面では泣きすぎてしまったことを告白。上白石は「これだけ聞くとキツい現場みたいですが、楽しい現場でしたよ!」と慌てて客席に弁解すると、「アトラクションにずっと乗っているような、息つく暇のない日々でした。そんな経験はなかなかないですし」と撮影を回想した。
「互いの役を交換したら?」という質問には、2人は声をそろえて「やってみたいです」と回答。「紘菜ちゃんの周りをちょこまかして怒鳴られたい!」と意欲的な上白石に、山崎は「私たち2人とも省エネなので怒鳴るのはあんまり……。でも、映画では光のほうが段差の上にいたり、常に希より高い位置にいるんです。交換したらその点はすごい楽だなと思います(笑)」と上白石の頭を見下ろしながら冗談交じりに返す。池田は「この2人の身長差が魅力的だなって思って取り組み始めたんです。映画ではあえて萌音ちゃんを上にしていましたけど、逆になったらどうなるんでしょうね」と続けた。
最後に山崎は「観終わった皆さんが新しいことにチャレンジしたいと思えるような、前向きなエネルギーが生まれたらうれしいです」と挨拶。上白石は「寒い時期にたった10日間で撮った作品です。1人ひとりの力が結集して“限界突破”というのを心のスローガンにして撮っていたなと思います。リミットを超えた先に見える景色の素晴らしさを、この映画から教えてもらいました。皆さんもそういった光みたいなものを感じていただけたらなと思います」と語りかけ、イベントを終えた。
「スタートアップ・ガールズ」は全国で公開中。
※動画は現在非公開です。
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