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莫大な費用が掛かる引っ越しを知恵と工夫で乗り切ろうと奮闘する姫路藩士たちを描いた本作。引っ越し奉行に命じられる引きこもり侍の片桐春之介に星野が扮したほか、高橋一生、高畑充希、小澤征悦、濱田岳、西村まさ彦、松重豊、及川光博らが共演した。
イベント前半は本作のキャストでもある
飯尾の「お仕事は何をやってるんですか?」という質問に、星野はその場で「役者と音楽家をやっています」と律儀に返答。「最近ちょっと寝つきが悪くて」と悩みを告げると、飯尾から「僕らと2泊3日の旅行に行けば、疲れちゃって早く寝たいなあって思うんじゃないかな」とアドバイスをもらう。そして星野はウドの呼びかけに応じ、客席通路を通ってステージへ。飯尾が「星野源くんに悩みを解決してほしい人?」と聞くと、先ほどと比べものにならない数の手が挙がり、飯尾は「正直者!」と観客に噛み付く。
まずは少年が指名され、「合唱祭で指揮と歌を同時にやるのが難しい」という相談が飛び出した。星野は「(口パクでも)いいんじゃないの?」と少年の心情を汲みつつ「無理なものは無理!」と正直に回答。最終的には「どっちかの練習をするんじゃなくて歌いながら練習すると振り付けみたいに覚えられるよ」と具体的な助言を贈る。また「夏バテになりがち」という相談者には、星野が「2年前の夏、冷房を掃除したくて業者さんが来るまで2週間我慢していたら熱中症になりましたよ」とエピソードを披露して「個人的にいいと思うのは、あったかいものを食べて飲む。お白湯がいいと思います」と伝えた。
締めの挨拶で、星野は「楽しく笑い合いながら作れて、完成品を観たら喜劇になっていました。この映画の好きなところです」と笑顔を見せる。「現代の日本で生きる人たちにも登場人物たちの悩みやがんばりが伝わるような、時空を超えて共鳴できたり、応援したくなったり、勇気をもらえる映画になっていると思います」と自信をのぞかせた。飯尾からは「撮影でお弁当が3種類あったとき、みんなに気を使わせちゃいけないからっていつも『じゃんけんしましょう!』って言ってくれるんですよ。でも結局自分が勝っちゃってね」と“座長”星野のエピソードも。
最後は星野が「僕今日、飯尾さんのギャグ見れなかったんですよ」とおねだりし、飯尾によるギャグを堪能。ややウケの反応を受け、飯尾が客席の少年に「こんなおじさんもなんとか生きてるから」と切ない顔を向けると、星野も「人生先は長いから!」と力強く声を掛けた。
犬童一心が監督を務めた「引っ越し大名!」は8月30日より全国ロードショー。
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- 「引っ越し大名!」予告編
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及川智恵@編集者/ライター/翻訳者 @oikawachie
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星野源のサプライズ登壇に会場騒然、観客の反応にずん飯尾「正直者!」(写真29枚) - 映画ナタリー https://t.co/3mWLRYHMCY