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伊坂幸太郎の小説をもとにした「アイネクライネナハトムジーク」は、“劇的な出会い”を待つ男・佐藤を主人公とする作品。本日のイベントには佐藤役の
2010年公開作「君に届け」、2014年に放送されたドラマ「僕のいた時間」でも共演した三浦と多部。三浦は「『まるでオリンピックのような関係だね』と多部さんはおっしゃっていました」と約4年ごとに共演していることに触れる。「君に届け」でも同劇場で舞台挨拶を行ったと言い、「あの頃よりは緊張せずに皆さんの前に立てています」とにこやかに話した。多部は「これまでに共演してきたこともあって、(三浦との撮影は)安心感がありました。次は4年後にご一緒できたら」と観客の笑いを誘う。
子供のいる父親・織田一真を演じた矢本は「高校生役をやりすぎて、世間の方もまだ僕が高校生だと思ってるかもしれない(笑)。その中での父親役だったのでプレッシャーはありました」と撮影前の心境を吐露。「撮影時は実際に結婚もしていなかったし、子供もいなかった。でも演じているうちに楽しそうだなと思って。だから僕は今年結婚したと思います」とプライベートへの影響を明かす。矢本と夫婦役で共演し、撮影が行われた宮城・仙台出身である森は「なじみのある景色がたくさん出てきて。仙台が舞台の映画に出られたことに感謝しています」と喜びを伝えた。
続いて、作品内容にちなんだ質問が登壇者に飛ぶ。大切な出会いを聞かれた原田は「やっぱりネプチューンだと思います。出会った頃とまったく変わらず、(名倉)潤ちゃんは賢いチンパンジーのようで、(堀内)健は野生の猿みたい。本当にいい縁です」と真摯に話したあと、「僕は普通のゴリラです。自分ではそう思ってます」と淡々と述べ、会場に笑いを起こした。10年後の自分について問われた恒松は「今20歳なので30歳。筋トレをして健康体を維持したいです」と目標を発表。萩原は「会社員役をやってみたいです。でも僕、パソコンができないから新入社員役かな……」と自信なさげに語ると、三浦と矢本から「(パソコン)できないけどやってるよ!」と励まされた。
好きな登場人物を尋ねられた三浦が「(原田演じる)藤間さんです。あんなに柔らかな雰囲気の上司がいたらいいですよね。萎縮しないでアイデアを持ちかけられそう」と想像を巡らせると、原田は「佐藤みたいな後輩がいたら俺はぐんぐん伸びていくなと思った」と褒め返す。多部は織田について「どうしても好きになれない……。家にいたらどうしようって思った」と正直に打ち明け、矢本を「え、大丈夫かな? 今からお客さん観るんだよ!?」と慌てさせた。
イベントの最後には三浦が「奇跡や運命って、誰かが誰かを思いやることから始まる」と作品のテーマに絡めてコメント。「この映画には思いやりの連鎖が奇跡につながるエッセンスがたくさんあります。観たあとに自分の日常生活を考えたとき、こんなに思いやりがあふれていたんだと感じていただけると思います」と鑑賞前の観客に呼びかけた。
「アイネクライネナハトムジーク」は9月13日より宮城県で先行ロードショー。9月20日から東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開となる。
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- 「アイネクライネナハトムジーク」公式サイト
- 「アイネクライネナハトムジーク」予告編
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