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本作は、エルトン・ジョンの波乱の半生を描くミュージカル。2人は舞台挨拶の前に、東京ミッドタウン日比谷で開催されたブルーカーペットに登壇した。選ばれし幸運なファン約180人を前に、サインに応じ2ショットを撮るといったサービスを行った。
そして舞台挨拶に彼らが登場すると、エジャトンの初来日を待ちわびていたファンから大きな歓声が。「ありがとう!」と笑顔で応えたエジャトンは「東京はずっと来たいと思っていたんです。忙しいとどうしてもホテルで過ごす時間が多くなってしまうけど、それでも出会った日本の方々みんなから温かい歓迎を受けています。おいしい食べ物もいただきました」と来日の感想を述べる。訪日は4度目だというフレッチャーは「毎回たらふくおいしいものを食べて、ショッピング三昧だよ。日本のファンは誰よりも温かく迎えてくれるんだ。今、興奮のあまり体が爆発しそうだよ!」と喜びを表現した。
日本でも大ヒットした「ボヘミアン・ラプソディ」の製作総指揮を担当し、ブライアン・シンガーが降板したのちに同作の監督を代行したフレッチャー。「日本でクイーンが人気なのも知っているし、『ボヘミアン・ラプソディ』が当たったのも不思議ではないよ。でもこの映画はまったく違う、純粋なミュージカルなんだ! ここにいるタロンは全曲吹替なしで歌っているので、注目してほしいな。演技が素晴らしいだけでなく、歌唱力も並外れているんだ! 撮影現場で、映像を撮った勢いで歌った曲からは、感情が生で伝わってくると思う」とエジャトンを絶賛する。エジャトンは照れ隠しなのか、褒められている間わざと耳をふさいではにかんでいた。
エジャトンの代表作「キングスマン:ゴールデン・サークル」にはジョンが出演しているほか、「SING/シング」でエジャトンはジョンの楽曲を歌唱した。そして今回ジョン役を演じたエジャトンは、その深い縁に触れつつ「まだ存命中の、あれだけ有名な方を演じる機会はなかなかないと思う。しかも今回はご本人が製作に深く関わっているんです。この映画を通してエルトンとの間に深い絆が生まれました。それは映画の製作期間では終わらず、この間も彼の家で一緒に過ごしたんです」と話した。
最後に日本のファンへのメッセージを求められた2人。まず先にフレッチャーがコメントするはずが、先にしゃべろうとしてしまったエジャトンは、チャーミングに謝ってファンを沸かせる。改めてフレッチャーは「名曲とタロンの素晴らしい演技を通して、皆さん1人ひとりの心に響く作品になっていると確信しています。この映画は暗い面も描いていますが、最終的には希望の物語。どんな状況に置かれても、人生は捨てたもんじゃないという、人生讃歌のようなストーリーになっています」と観客に語りかけた。
そしてエジャトンは「ついさっき思い出した言葉があります。ネット上で黒澤明監督の『多くの映画監督が、作品作りの際に心ではなく頭を使っているように感じる』という言葉を目にしたんです。我々はこの映画を作っているとき、とにかく最高の時間を過ごしました。そんな喜びと愛に満ちた、心がこもった映画です」と作品をアピールした。
最後に2人へのサプライズプレゼントとして、観客がジョンの楽曲「Saturday Night's Alright For Fighting」を、サイリウムを振りながら合唱。エジャトンは「アメージング! 『ロケットマン2』にぜひ出演してほしい」と感激し、その様子をすぐさまスマホカメラに収めたフレッチャーは「さっそくInstagramとTwitterに載せるよ。皆さん、映画を楽しんでください!」とコメントした。
「ロケットマン」は8月23日より全国ロードショー。
※記事初出時、内容に一部誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
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