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北方謙三のハードボイルド小説「抱影」を映画化した本作は、酒をこよなく愛し、横浜の野毛で2軒の酒場を営む抽象画家・硲(はざま)冬樹を主人公とする物語。加藤は「ちょうど1年前くらいに、この映画も今日のような暑さの中で撮影しました。監督は撮影期間中、野毛に住んでいたんですが、僕らキャストは東京から通っていました。毎日バテていましたね」と撮影の苦労を明かす。
自身の役柄を“いいポジション”と紹介した松本は、「最後の締めのシーンが僕なんですよ」とアピール。続くカトウが「まっすぐ慕える兄貴たちの背中があったので。すべてを任せて僕は適当に……」と加藤や松本を示すと、2人は「うまいこと言うよねえ」とにやにやしながら顔を見合わせる。するとカトウは「本当は怖い先輩ばっかりって言いたかったんですよ!(笑)」と訴え、客席の笑いを誘った。
ヒロイン響子を演じた中村の印象について、加藤は「監督が『この役は絶対に中村さん以外ない』と。実際にお会いしたらすごく透明感がある方で、おっしゃる意味がわかりました」とコメント。一方、中村は加藤を「ダビデ像みたいに美しいから、もっとクールな方かと思っていたんです。でもお話しした途端、近所のお兄ちゃんくらいとても気さくにしてくださいました」と称賛し、加藤を照れされる。また加藤は、お気に入りのシーンとして若旦那扮する中井が「暑いですねえ……」とドスの効いた声で話す場面を挙げると、実際にモノマネしながら「今日から使えますよ」と観客に呼びかけた。
イベントでは、本日出席が叶わなかったキャストの火野正平とAK‐69からのコメント映像が流れる場面も。さらに、脚本を担当した
「影に抱かれて眠れ」は9月6日より東京・丸の内TOEI2、神奈川・横浜ブルク13ほか全国で順次公開。
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加藤雅也の映画作品
リンク
- 映画「影に抱かれて眠れ」公式サイト
- 「影に抱かれて眠れ」予告編
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「影に抱かれて眠れ」加藤雅也、中村ゆりに「ダビデ像のよう」と称賛され照れ笑い(写真21枚) - 映画ナタリー https://t.co/1Vum7PFItk