「
イベントにはキャストの
先にセリフを収録し、その声に合わせて作画するプレスコ方式で制作された本作。2年前に行ったプレスコについて尋ねられると、佐藤はスラりんをステージ上に置き「普段は、この距離にいるスラりんにだけ呼びかければいいんです。でも声の表現だと、客席の皆様に届くくらいの感じで『スラりん』って言わないと駄目なんですよ」と説明する。ビアンカ役の有村も「画がない状態だと自分でイメージして表現しなければいけなかったんですが、果たしてこれで合っているんだろうかという不安がありました」と振り返った。
ヘンリー役の坂口は、主人公リュカとともに樽に入るシーンに関して「健さんと2人で同時に声を出すシーンだったんですが、すごくうまくいった気がしました」と回想。すると佐藤は「すべて坂口くんが合わせてくれたんです。“写輪眼”くらい合わせてくれました(笑)」とマンガ「NARUTO-ナルト-」に登場するコピー忍術に例えて笑いを誘う。
井浦は、自身の出番前に収録していた山田について「部屋から出てきた山田くんが、達成感にあふれた顔をしていました。まとっているパパス感がすごくて」と回想。ここまで風邪気味で口数が少なかった山田だが、即座に「絶対してないです」と照れくさそうに切り返した。
ゲームと映画の大きな違いは「主人公がしゃべること」だと話した堀井。「そういうプレッシャーがある中で、佐藤さんが素晴らしい演技をしてくれました。より主人公に感情移入できる演出方法も参考になりました」と本作を称賛する。また八木と花房は、それぞれ「キャラクターの表情」「アクションシーン」を見どころに挙げ、ゲームではプレイヤーが想像していた戦い方や呪文の出し方をどう表現しているかに注目してほしいと述べた。最後に山崎は、八木と花房を示すと「この2人をはじめとするスタッフが、長い時間をかけて丁寧に丁寧に作ってきた作品です。ぜひできるだけ瞬き少なめで、味わい尽くしてください」と呼びかけ、舞台挨拶を終えた。
「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」は全国で公開中。
関連する特集・インタビュー
関連記事
佐藤健の映画作品
関連商品
リンク
- 「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」公式サイト
- 「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」au特設サイト
- 「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」公式 (@DQ_MOVIE) | Twitter
- 「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」予告編
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
ぶーんちゃん @makezugirai321
佐藤健、スラりんとの別れを惜しむ、井浦新は山田孝之の“パパス感”に驚嘆(写真32枚) - 映画ナタリー https://t.co/lho5vz1XIF