帚木蓬生の小説「閉鎖病棟」を実写化した本作は、長野・小諸の精神科病院を舞台に、世間から遠ざけられながらも明るく生きていた患者たちの日常に起こる殺人事件を描く物語。鶴瓶が死刑囚でありながら刑の失敗により生きながらえた梶木秀丸、綾野が幻聴に苦しむ元サラリーマンのチュウさんこと塚本中弥、小松が父からDVを受ける高校生・島崎由紀を演じる。
映像には、由紀と陶芸をしている秀丸が「わしは外に出たらあかん人間や」と口にする場面や、中弥が秀丸にすがりつき「心配ない」と励まされるシーンのほか、「秀丸さんに助けられてきました」という由紀のセリフが収められた。
「光るソラ蒼く」はKが本作のために書き下ろした新曲。制作のために何度も撮影現場に足を運び、かねてより親交のあった鶴瓶の演技を見たKは「役を演じる瞬間だけは僕が今まで知っていた鶴瓶さんとは全く別人に見えました。役のために体重を落としてその人に成り切る職人魂に胸が震えたことを覚えてます」と語る。鶴瓶は「この映画は本当に人にやさしい映画でその『やさしい』がこの曲に全て入っています。Kに感謝します」と喜んだ。
K コメント
台本を読んで撮影現場を何度も見学させてもらってそのイメージを少しずつ時間をかけて膨らませていきました。人は必ず自分じゃない誰かの支えがあって生きてる事を強く信じて欲しいという思いで作りました。だからこそなるべくシンプルで素直に歌う事に気をつけました。
今までラジオなどでご一緒させてもらった事はありましたが、こうやって作品を通して共演するのは初めてなのでとても嬉しく思ってます。
現場でお会いした時も「この映画はほんまにええ作品やからええ曲作れよ!」と暖かく背中を押してもらいました。
秀丸さんの役を演じる瞬間だけは僕が今まで知っていた鶴瓶さんとは全く別人に見えました。役のために体重を落としてその人に成り切る職人魂に胸が震えたことを覚えてます。
その仕事に対する姿勢、そして、どんな人にも分け隔てなく接する鶴瓶さん。
大先輩として見習いたいところがたくさんありましたね。
笑福亭鶴瓶 コメント
Kが撮影現場に来てくれたんですが、
少し観ただけでこんなに素晴らしい曲を
作ってくれて嬉しかったです。
この映画は本当に人にやさしい映画で
その「やさしい」がこの曲に全て入っています。
Kに感謝します。
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