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1994年に公開されたディズニー・アニメーションを新たに映画化した本作。アメリカでは現地時間7月19日に公開を迎え、オープニング3日間の興行収入が1億8500万ドル(約197億9500万円)を記録して初登場1位となる好スタートを切った。
ファヴローはマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)にハッピー役で出演していることでも知られ、ステージ上に現れるとファンの歓声に迎えられる。「ライオン・キング」の大きなテーマである「サークル・オブ・ライフ」について、ファヴローは「小さな頃は自分が自然の一部であることをだんだん知っていきますよね。そして歳を取るうちに、世代から世代へ受け継がれていくことを知っていきます。さらに自分が父になったことで『サークル・オブ・ライフ』がまた違う意味を持つようになりました」と説明。「2019年の今、世界はどんどん狭い場所になっています。みんながいかにつながり合うべきかを感じていただきたい、そんなメッセージも込めました」と続けた。
主人公シンバの声を担当した賀来は「最初は難しく感じていましたが、シンバが繊細な表情をするのを見ているうちに、自分も作品の世界に入り込んでいく感覚になりました。シンバと一緒に自分も成長して、シンバを応援したい気持ちにもなっていきました」とアフレコを回想。賀来が「スタートからとんでもない映像美。今まで観たことないエンタテインメントになっています!」と力を込めると、ナラ役の門山も「圧巻、壮大という言葉がふさわしかったです!」と興奮ぎみにアピール。スカー役の江口は「人間界にあるいざこざや、友情や家族の愛を動物の社会に投影しているからこそ、長い間愛されているんだと思います」と「ライオン・キング」の魅力に言及した。
日本語吹替版を鑑賞したというファヴローは「最初はちょっと奇妙な感じでした。制作してきた3年間はオリジナルキャストの声を聴いていたので。でもディズニーは各国で素晴らしい声を見つけると『ジャングル・ブック』で知っていたので、今回も信頼していました」と打ち明け、「(観るのに)ちょっと緊張しましたが素晴らしかった。キャラクターのスピリットを皆さんが声で表現しくれていたからです」と手放しで褒めたたえる。ファヴローはイベント冒頭で生歌唱を披露したRIRIにも賛辞を送り、登壇者たちを笑顔にさせた。
“超実写版”とうたわれる本作は、最先端のVFX技術による動物や風景のリアルな映像が見どころ。ファヴローは「没入感や美しさをナチュラルに体験してもらいたいと思いながら作りました。1994年版が好きだった方には思い出しながら観てもらいたいし、初めて触れる若い方にも同じように楽しんでいただきたいです」と呼びかけた。
「ライオン・キング」は8月9日より全国ロードショー。
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ジョン・ファヴローの映画作品
リンク
- 「ライオン・キング」公式サイト
- 「ライオン・キング」プレミアム吹き替え版予告
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