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“スタートアップ”をテーマに、何もかもが真逆な2人の女性が時にぶつかり合いながらビジネスパートナーとしてそれぞれの未来を模索していくさまを描く本作。自由奔放な大学生起業家・小松光を上白石、大企業に勤める安定志向の南堀希を山崎が演じた。
山崎との初共演の感想を聞かれた上白石は「やりやすいことこの上ないです」と満面の笑み。「同じ年に同じオーディションを受けて、同じ審査員特別賞を獲って、同じ事務所に入って、同じマネージャーのもとで7年くらい一緒にやってきました。お互い支え合ったり傷をなめ合ったりした戦友のような存在で、お互いの道でがんばる中でいつか一緒にお芝居をという夢がありました」と、本作で夢が叶ったことを明かした。
同じく共演について山崎は「助けられてばっかりだったなという印象です。映画の撮影前に会ったときに、萌音ちゃんが『振り回すからね!』って宣言していたので、思う存分振り回されようと思いました」とエピソードを披露する。「出会ったときからどしんと構えてくれてて、現場でも引っ張ってもらったし、私の悩みも聞いてくれたり。光が萌音ちゃんでよかったと心から思っています」と絆の深さを垣間見せた。
山崎が挙手して平野、新居に「スタートアップすることに不安はなかった?」と質問する場面も。平野は「どう考えてもいける!と思ってやりました。そのあとは大変でしたが……」とほほえみ、新居は「1年はどんなにディスられてもやめないと決めていました。だいたいのことはやめてしまうことで失敗だと見なされてしまうことが多いので」と当時の決意を回想した。発言を聞いた山崎は「私は打たれ弱いんですけど、打たれてからそれでも這いつくばる力はあるほうかなと。『小麦みたいだね』と言われたことがあります」と忍耐力をアピール。その点を平野に褒められた山崎は、上白石に「絶対スタートアップ向いてるじゃん!」と焚きつけられ、「じゃあ一緒にやろうね」とやる気を見せていた。
バディムービーの一面もある本作。パートナーシップの重要性について上白石は、「どこまで腹を割って話せるのかが大事。成人してお酒の席に行けるようになったので、そこで本音で語り合ったり、この人はこういうふうに私のことや作品のことを考えているんだと知ることができるようになりました」とお酒の場で交流も大事にしていると話す。光と希が正反対の性格であることを受け、山崎は苦手な人との付き合い方について述べる。「いったん(相手を)自分の中に取り入れると新しい世界が開ける。どんな人とでも向かい合うという意識を持ってお仕事をするようになりました」と力強く語っていた。
「先輩と彼女」の池田千尋が監督、「凶悪」の高橋泉が脚本を担当した「スタートアップ・ガールズ」は、9月6日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。
※高橋泉の高は、はしごだかが正式表記
※動画は現在非公開です。
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