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高良演じる孤独な男・三井直人が、11年前に人生で初めて自分の名前を呼んでくれた女性・千尋をベッドの下からのぞき見するさまを描く本作。役柄への周囲からの反響について、高良は「うれしいけど複雑ですよ、ストーカー役が似合うと言われるのは(笑)」と胸中を明かす。また、三井という男について「幼少期から親にも友達にも認められなかったことが積み重なっているんです。だから、彼がゆがんでしまった部分は理解できますし、『そりゃそうなるよ』と思って演じています」と分析した。
続いて「劇中とは逆に、高良をのぞき見したことは?」という質問が。西川は「約2週間というタイトな撮影だったんですが、半日だけスパリゾートハワイアンズでオフを過ごした日があって。ふと売店を見たら、高良さんが水着を買っていたんですよ。現場でも全力の三井くんだったんですけど、オフも全力で楽しまれる方なんだなと思いました(笑)」とエピソードを披露する。すると安里と三河から「ウォータースライダーにガンガン乗ってたって聞いた」「僕が見かけたときは(プールに)浮いてました。挨拶しようと思ったんですけど、できませんでした」と次々にタレコミが。存分にオフを満喫したらしい高良は、「最高でしたね」とにっこり笑った。
高良の印象について、「撮影中に何度も“洗脳”されかけたんですよ……」と話す安里。「ぶっ飛んだアイデアをたくさん提案してくれる。あるとき、監視部屋にあるマネキンのウィッグを三井がかぶったらどうか?って言われたんですよ。そのときは『いいね!』って言ったんですが、よく考えると別に三井を変態にしたいわけではないなと思ってやめました(笑)。そういうことが何度もありましたね」と安里が振り返ると、高良も「なんでウィッグをかぶりたかったんですかね……」と腑に落ちない様子でうなずいた。
本作がR18+指定作品であることに関して、高良は「やる側としては、過激なことができるから楽しい、楽しくないというのはあまり考えてないんです」とコメント。そして「ただ、R18ということはある程度何かを傷付ける可能性がある。自分もそうしていろんな作品を観て傷付いてきましたが、今でもすごく残っているんですよね。この作品もそういうものになり得ると思います」と付け足した。
「アンダー・ユア・ベッド」はテアトル新宿ほか全国で公開中。
※「アンダー・ユア・ベッド」はR18+指定作品
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