第75回ヴェネツィア国際映画祭のInterFilm部門で作品賞と男優賞を獲得した「
人気メロドラマ「テルアビブ・オン・ファイア」の制作現場を通して、イスラエル・パレスチナ問題の現実をユーモラスに描いた本作。主人公はドラマの制作現場で働くパレスチナ人のサラムだ。毎日検問所を通る彼は、ある日イスラエルの軍司令官アッシに呼び止められ、ドラマの脚本家だと嘘をついてしまう。ドラマ好きの妻に自慢するため、毎回サラムを呼び止め、脚本にアイデアを出すアッシ。このおかげでサラムは脚本家に出世することに。しかし、ドラマが終盤に近付くに連れて、リアリティを求める制作陣とパレスチナのスポンサー、イスラエルをよく見せたいアッシの思惑が交錯しサラムは窮地に立たされる。
カイス・ナシェフの映画作品
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- カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2019 公式サイト
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駐日パレスチナ常駐総代表部 @PalestineEmb
ドラマの制作現場で板挟み、イスラエル・パレスチナ問題描いたコメディ公開決定 - 映画ナタリー https://t.co/ST8G11efdx