本作は、やりきれない日常にいらだつ無職の有栖(アリス)良平を主人公とするSFサバイバル。ある日、アリスが仲間と東京をぶらついていると不思議な光とともに周囲の人気が消え、空っぽの東京を舞台に命懸けの“げぇむ”が始まる。次々と繰り出される理不尽な難題に、アリスたちが必死に立ち向かうさまを描く。
映像化が悲願だったという麻生は「ひとりの漫画家の頭の中だけで作った物語が、大勢の関係者の化学反応で新たな作品に創り上げられていくのは、とても楽しみで、作家冥利に尽きます」と述べ、佐藤について「この方にお任せして大丈夫だ!という安心感しかありません」と期待を寄せた。佐藤は「映画という時間の枠を越え、しかも映画級の質で描き切る、長大なシネマとも言えるものです。映画でもない、ドラマでもない。激変するメディアの最前線で、全く新しい表現に挑みます」と語っている。
「今際の国のアリス」は世界190カ国で配信。
麻生羽呂 コメント
実写化決定について
物心ついた頃から映画やドラマなどの映像作品が何より好きな表現媒体だったので、映像化は悲願でした! ひとりの漫画家の頭の中だけで作った物語が、大勢の関係者の化学反応で新たな作品に創り上げられていくのは、とても楽しみで、作家冥利に尽きます。
佐藤による実写化について
佐藤監督の作品はいち観客として、とても楽しく観させていただいてました。
何度か打ち合わせでお会いする機会がありましたが、芯に宿る映像作品への情熱や、譲れないこだわりのようなものを感じ、この方にお任せして大丈夫だ!という安心感しかありません。
今日本で一番乗りに乗ってる監督! 目一杯の信頼と期待を寄せて、完成が待ち遠しいです。
佐藤信介 コメント
実写化への意気込み
ある日忽然と、東京から人が消えた。残された者たちの運命は……。誰も見たことのない世界で、予想もできない物語が展開される。Netflixオリジナルシリーズとして語られるこの作品は、映画という時間の枠を越え、しかも映画級の質で描き切る、長大なシネマとも言えるものです。映画でもない、ドラマでもない。激変するメディアの最前線で、全く新しい表現に挑みます。配信は2020年。お楽しみに。
どんな人に観てほしいか、世界配信に当たって意識することは?
前作「BLEACH」は、日本以外ではNetflixオリジナルとして、世界190カ国に独占配信され、Netflix上で英語以外の作品として、非常に成功しました。世界中で、本当に多くの人々に見られ、支持され、今も見られ続けています。その反響によって、世界配信がどれほどの影響力を持っているのか、身をもって実感しています。そこで、初めから世界配信を念頭に置き、制作することで、さらに強いインパクトを世界中の人々にもたらせるのではないかという考えから、この作品に取り組んでいます。映画と同等かそれ以上の予算をかけ、最初から世界のマーケットを狙って作るという意味では、映像制作のこれからの形を模索する仕事になると思っています。
関連する特集・インタビュー
佐藤信介の映画作品
関連商品
リンク
- 「今際の国のアリス」Netflix作品ページ
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
Shinsuke Sato 佐藤信介【公式】 @Shin_Angle
Netflix オリジナル シリーズ
誰も見たことのない世界。予想もできない物語。2020年配信。お楽しみに。
https://t.co/3Mg9O1eU9Q