「ジオウ」「リュウソウジャー」ベルトさんことクリス・ペプラー、稲葉友に嫉妬

「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」「騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ！恐竜パニック!!」の完成報告イベントが、本日7月15日に東京・六本木ヒルズアリーナにて開催され、キャスト17名が登壇した。

まずは「仮面ライダージオウ」レギュラーキャストの奥野壮、押田岳、大幡しえり、渡邊圭祐、そして「騎士竜戦隊リュウソウジャー」レギュラーキャストの一ノ瀬颯、綱啓永、尾碕真花、小原唯和、岸田タツヤ、兵頭功海、金城茉奈がステージへ。奥野は「みんなの我が魔王こと、常磐ソウゴ役の奥野壮です」と挨拶し、明光院ゲイツ役の押田は「ジオウを倒すのは俺の使命だ」とセリフを披露した。

またウォズ役の渡邊は「仮面ライダージオウの“バンバ民”渡邊圭祐です」とバンバのファンを自称。すると同役の岸田が「ありがとうございます。“祝え！”」とウォズのセリフで返答し、渡邊を「俺よりいい声！」と驚かせる。そして岸田が「“祝え”ファンの岸田タツヤです」と言うと、渡邊本人も「祝え！」を生披露した。

ここで劇場版ゲストとして、「ジオウ」からクリス・ペプラー、前野朋哉、若林時英、斉藤秀翼、パパイヤ鈴木、「リュウソウジャー」から北原里英が登場した。「仮面ライダードライブ」の“ベルトさん”ことクリム・スタインベルト役で再び出演したペプラーは、同役の復活に「ヤバいっす！」と興奮を隠せない様子。「（発表時に）Twitterで1万5000ものいいねを初めてもらって、すっげー！と思ってたんですよ。でも今回同じく出演する、仮面ライダーマッハ役の稲葉友くんのツイートを見たら、いいねが4万くらい付いていて……。ちくしょうと思ってしまった自分はちょっと小さいかなと（笑）。でもそれくらい反響が大きくて、大好きな役です」と語り、「観てくれたまえ！」とクリムの声で観客に呼びかけた。

織田信長役を務めた前野は、自らもジオウファンであることから「妻に『仕事なんだから調子に乗るんじゃないよ』と言われたんですが、現場では葛藤していました」と撮影を回想。しかし奥野に「いやあ、浮かれてましたね！」と暴露されてしまった前野は「浮かれてたよね！ ゲイツくんとソウゴくんがライドウォッチの使い方を教えてくれてありがたかったです。あのライドウォッチって、すごい使い古されてるんだよ、知ってた!?」と会場の子供たちに向け誇らしげに知識を披露。またこの日の衣装が「仮面ライダーBLACK」「仮面ライダーBLACK RX」の南光太郎のコスプレであることを明かし、仮面ライダー愛をアピールした。

ジョウゲン / 仮面ライダーザモナス役の斉藤は、「獣電戦隊キョウリュウジャー」キャストとしても知られている。スーパー戦隊と仮面ライダーの両方に出演した感動を語りつつ、斉藤は「ザモナスは、『仮面ライダーアマゾンズ』をモチーフとしているライダー。谷口賢志さんも『救急戦隊ゴーゴーファイブ』から『アマゾンズ』に出演されているので、そういった歴史を受け継いでいるのは、個人的にも感慨深かった」と話した。

6500万年前のリュウソウ族・ユノ役を務めた北原。本作でキュンとしたシーンについて「バンバさんにお姫様抱っこしてもらうシーンがあったんです。でも（岸田が）終始プルプルしていて、つらそうで……。重たかったかなと罪悪感を抱いてます」と告白すると、慌てた岸田に「緊張してました。決して重かったわけではございません！」と訂正された。

イベント終盤には両作のストーリーにちなみ、「時空を超えて行ってみたい時代は？」という質問が。「2年前」と答えたコウ役の一ノ瀬は「僕は大学に入る前に1年浪人しているんです。第1志望校の補欠待ちをしていたら、第2志望以降の授業料納入期限が切れていて、どこにも行けなかったんです……。だからそのときの自分に『気をつけろよ』と言ってあげたいです」と天然ぶりを明かし、北原らを「その答え、夢がないのでは!?」と笑わせる。それでも一ノ瀬は「でもそれがなかったら入学式でスカウトされることもなかったし、今この場に立つこともできなかった」とまとめた。

「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」「騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ！恐竜パニック!!」は7月26日に同時公開。