大石圭の同名小説をもとにした「アンダー・ユア・ベッド」は、誰の記憶にも残らず存在を忘れられてきた三井直人を主人公とする作品。三井が11年前に人生で初めて自分の名前を呼んでくれた女性・千尋を追い、彼女をベッドの下からのぞき見するさまが描かれる。三井を高良、千尋を
映像には、三井が働く観賞魚店を訪れた千尋の姿が。飼育に金がかかると知り店を出ようとした千尋に、三井が「ちょっと傷があって、商品にならない飼育セットがあるんですけど」と声をかけるさまが映し出されている。また千尋の家に水槽を運んだ三井が家の鍵を見つけ、ポケットに入れる様子も。
このたび本作を鑑賞した
※「アンダー・ユア・ベッド」はR18+指定作品
阪本順治 コメント
度肝を抜かれるというのはこういうことを言うのか。
ものがたりを語る力、ひとを語る力、そのどちらにも感銘を受けた。
高良健吾と西川可奈子は、こころとからだ、そのすべてを作品に託し、あらためて、映画のあるべきすがたを考えさせられた。
ぼくたちの知らない何処かへといざなわれ、どれだけ気持ちがよかったことか。
そんなカタルシスに満ちた傑作だ。
水川あさみ コメント
歪んだ愛情も暴力も剥き出しの映画。
ベッドの下でしか見えない景色と感情があった。
人間が起こす行動の異常さの根源に愛情があり、それがとてつもない恐怖となって押し寄せてくる。
たった一つの家の中で蠢く愛情が、滑稽であり美しい。
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リンク
- 「アンダー・ユア・ベッド」公式サイト
- 映画「アンダー・ユア・ベッド」 (@UYB_movie) | Twitter
- 「アンダー・ユア・ベッド」本編映像(きっかけ編)
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おおとも ひさし @tekuriha
高良健吾演じる孤独な青年が鍵盗む、R18+指定「アンダー・ユア・ベッド」本編映像 - 映画ナタリー https://t.co/0gkB61sy9O