「
1994年の同名劇場アニメを新たに映画化した本作は、王家の一族に生まれたライオン・シンバが自身の運命を受け入れ“真の王”となっていく物語。主人公シンバ役をオーディションでつかんだ賀来は、「僕の歳下の友人が、劇団四季の舞台でヤングシンバをやってまして。最終公演を観に行って、打ち上げにも参加して劇中歌の『愛を感じて』や『ハクナ・マタタ』を一緒に歌いました。それで勝手に縁を感じていたこともあり、合格をもらい、全身全霊でやらせていただきました」と作品とのつながりを語る。「英語のタイミングに日本語を合わせていくことが難しかった」と吹替の難しさを話すのは、叔父スカー役の江口。作品については、「ブロードウェイでも東京でも、常に世界中のどこかで展開されている作品。人間社会でもあり得るようなことを動物を通して描く、カタルシスがある素晴らしいエンタテイメントです」と説明した。
イボイノシシのプンバァに息を吹き込む佐藤は、「咳払いや唾を飲むとか、そういうのが本当に難しかった。声優を務めるたびに、声優さんってすごいなと思わされます」とアテレコでの苦労をこぼす。ほかに難しかった点について振られた際には「歌は難しかったねえ!」と声を張り上げてキャスト陣を笑わせた。ミーアキャットのティモン役に決定した亜生は、「練習のときはお兄ちゃんに聞いてもらった」と兄弟の絆で作品に挑戦。「お前はティモンの本質をわかってない」と厳しい意見ももらったことを笑いながら明かした。
シンバの幼なじみであるメスライオン・ナラ役に抜擢された門山。オリジナル版で同役を務めるビヨンセの大ファンだと話し、「合格の知らせを聞いたときに『ほんとにー!?』と叫んでしまいました。でも、次第にこれはどっきりなんじゃないかと思い始めまして……」と大役を射止めたことに驚きを隠さない。「芸能のお仕事をすると決めてから一番目標にしていたことが、ディズニー映画の声優をすることだったので、本当に夢が叶いました」と顔をほころばせる。
題名にちなみ、昔からの知り合いだという賀来と佐藤が互いの“キングな部分”について質問される一幕も。賀来が佐藤のキングな部分について「足の大きさ!」と語ると、佐藤は「31cmあります。僕の靴は“小舟”ですから」と胸を張る。一方佐藤は「賢人のことをずっと前から知っていますが、誰に対しても態度が変わらない」と褒めつつ、「そういうさわやかさが変わらないところがキングですね!」と突如声量を上げ、会場の笑いを誘った。
関連記事
賀来賢人の映画作品
リンク
- 「ライオン・キング」公式サイト
- 「ライオン・キング」本予告
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
はるな♪と柴犬こはる @haruna_sg
賀来賢人と佐藤二朗の“キングな部分”とは?「ライオン・キング」吹替版会見(写真11枚) - 映画ナタリー https://t.co/ad2bb0HkFl