韓国映画「ブラインド」をリメイクした本作は、自らの過失による事故で視力と弟を失った女性・浜中なつめが、聴覚、触覚、嗅覚を駆使して女子高生連続殺人事件の真相に迫るさまを描いた物語。吉岡が警察官の夢をあきらめたなつめ、高杉真宙が捜査に協力するスケボー少年・国崎春馬に扮した。
みゆなが完成前の映画を観て書き下ろした主題歌のタイトルは「ユラレル」。吉岡は「あまりになつめの声を代弁してくれていて、驚きました」と、監督の
「見えない目撃者」は、9月20日より全国ロードショー。
※「見えない目撃者」はR15+指定作品
吉岡里帆 コメント
書き下ろしていただいた主題歌を初めて聞いた時、あまりになつめの声を代弁してくれていて、驚きました。
また、みゆなさんは17歳の女の子で、私が役を通じて探していた、事件に巻き込まれてしまう女子高生とリンクしているんです。その女子高生がずっと不安を抱えながら一人で叫んでいる、その叫びも楽曲から伝わってきました。
みゆなさんは、初めて映画主題歌を担当されると伺いました。私も本作の中で、目が見えないことであったり、盲導犬役のパルとの演技、そしてこれほどまでに本格的なアクションといった、自分にとって初めてのことに挑戦させていただいたこともあり、映画「見えない目撃者」で、みゆなさんと一緒に新たな扉を叩いている気がしてとても嬉しいです。
森淳一 コメント
主題歌は、映画の余韻に関わる重要なパートです。作品の内容にぴったり寄り添うのか、もしくはアーチスト独自の新たな解釈を加えるのか。「ユラレル」を初めて聞いた時、その真ん中を、真っ直ぐつらぬく曲だなと感じました。硬質で鋭く尖った槍で、後方から映画を串刺しにされる感じ。ダークな雰囲気を醸し出しながらも情感豊かで心地よいサウンドが、映画を観客の心にしっかりと着地させてくれると信じています。
みゆな コメント
映画「見えない目撃者」の主題歌を担当させていただけるということに、驚きと喜びが溢れています。楽曲制作をするにあたり映画を拝見させていただきましたが、「こんなに引き込まれる映画があるのか」と、初めての感覚でした。この映画に、人の愛を感じました。いろんな形の愛を見ることができ、私の中で忘れられない作品となりました。楽曲は、試行錯誤しながらも、実験的なサウンド、エフェクトを使用して出来上がっていますので、映画館で味わって頂けると嬉しいです。
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