ドラマ「ノーサイド・ゲーム」の試写会イベントが本日6月30日に東京・丸ビルホールにて開催され、キャストの
池井戸潤の同名小説をもとにする本作は、大手自動車メーカーで働くサラリーマン君嶋隼人が、左遷先の工場で会社のラグビーチームを再建するため奔走する物語。イベントではまず、観客とともに第1話を鑑賞したキャストたちに、印象的なシーンについて質問が。大泉は「ラグビーのシーンは、監督の強い希望で経験者じゃないといけなかったんです。光臣くんなんかただのラグビーバカですからね」と冗談を飛ばしつつ「でも、彼らがぶつかっているのを観ているだけで自然と目頭が熱くなってくる不思議な映像でした」と述べる。
「本物の雨が降る中、ガタガタと震えながら撮影をしていました」とラグビーシーンの苦労を語った高橋は、「大泉さんはスーツを着てずぶ濡れになっていたんですが、僕は『今、俺かっこいいだろ』と思っているんだろうなって(笑)」とチクリ。すかさず大泉は「思ってないよ! 『早く終われ』って思ってた」と切り返して笑いを誘う。さらに眞栄田も大泉の場面を挙げ、「『なんでこんな形をしているんだ!』ってラグビーボールを投げるシーンは一番笑いました」と明かした。
同じ質問に上川が「大泉洋さんの脚の白さですね」と答えると、会場は爆笑。大泉が「皆さんが短パンに笑うたびに傷付いてましたよ」と観客にぼやくと、上川は仕切り直して「全編を通して、洋ちゃんが体を張るシーンは胸に迫ってきました」と真面目にコメントする。また松はラグビー選手の手が映るシーン、笹本は君嶋の長ゼリフが印象に残ったと回答した。
大谷が「大泉さんは会社でもラグビーでも大変なので、せめて家庭では癒やされてほしいと思ってたんですが……」と言葉を濁すと、松は「尻に敷こうと思って敷いているわけではなくて……(笑)。必要なときに手を差し伸べたり、声を掛けたりして、ささやかですが力になれればいいなと思っています」と役柄を語る。それを受けて大泉は「台本の字面で見るともっと厳しいんですが、松さんだと優しいんですよ。だって『息吸うな』とか言われるんですよ?」と続けた。
エキストラが大勢参加していることに話が及ぶと、高橋は「大泉さんは撮影の最後に毎回、エキストラの方にご挨拶をするんです。それで10分くらいしゃべるんですよ(笑)」と裏話を披露。大泉は「運がよければ私のトークショーが付いてきますから、ぜひ参加していただけると!」と呼びかけ、「出演者全員が並々ならぬ苦労で挑んでいます。その熱量は必ず伝わるんじゃないかなと思いました。どうかこのドラマを観て、元気に月曜日を迎えてほしいと願っています」と観客と視聴者へメッセージを贈る。退場時には「日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』をどうぞよろしくお願いいたします! 皆さんの宣伝にかかっています!」と選挙演説のように繰り返しアピールし、最後まで会場を盛り上げた。
「ノーサイド・ゲーム」はTBS系で7月7日より放送スタート。
日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」
TBS系 2019年7月7日(日)放送スタート 毎週日曜 21:00~21:54
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- 日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」 | TBSテレビ
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上川隆也 STAFF @Kamikawa_STAFF
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