連続ドラマ「ボイス 110緊急指令室」の記者会見が、本日6月29日に東京都内のスタジオで行われ、キャストの
本作は警察の緊急指令室に発足した捜査ユニット・ECU(Emergency Call Unit)で、刑事たちが“声”を手がかりに事件を解決していくサスペンス。妻を殺され復讐に燃える刑事・樋口彰吾を演じる唐沢は、役の背景や事件の描写から「あまりワーキャーやる現場じゃないですね、ちょっとキツい内容なので。さすがの僕もふざけられない」と本音を漏らした。
真木演じる橘ひかりは緊急指令室の室長で、ボイスプロファイラー(声紋分析官)という役どころ。樋口とはバディを組む関係性になっていく。真木は唐沢の印象を尋ねられると「かっこいいんですよ……」と照れ笑い。「まだ2人の距離が縮まってない段階の撮影で、樋口に『ちょっと来い』と言われるシーンがあって、思わず付いて行っちゃったんです。演出家の方に『まだ素直に付いて行かないで』と注意されてしまいました」と、無意識に体が動いてしまったことを明かした。
樋口を「兄貴」と慕う捜査員・石川透役の増田は、初の刑事役に挑む。「警察官になるために、まず体づくりから始めました。あと『警察官 画像』『ピストル 持ち方』で画像検索もしました」とインターネットを駆使した役作りを説明。「今、だいぶ警察官が(自分の)中に入ってます」と自信をのぞかせる。唐沢が「警察監修の方から柱に隠れて銃を持つのを教わったあと、隠れる練習をずっと1人でやってたよね。もういいだろ!って思うくらい」と熱心さに言及すると、増田は「敵がいた場合、柱から顔を出すのか、足を出すのか? 急にそのシーンが来たら怖いなと思ったので。今のところは予定ないんですけど……」と笑いつつ、入念なイメージトレーニングの様子を再現してみせた。
シリアスな雰囲気がただよう撮影だけに、役者陣は気持ちの切り替えが難しい様子。現場では唐沢の誕生日を祝う一幕もあったようだが、ちょうど樋口が妻の死体を見る痛ましいシーンの撮影時に行われたという。木村が「死体が転がってるわ、雨は降ってるわの中で、ケーキが運ばれてきて……」と嘆くと、唐沢も「カメラテストが終わったタイミングに、スタッフさんが『今日は唐沢寿明さんの誕生日です!』ってね。このまま本番行ってほしいなあって思ってましたよ!」と、素直に喜べなかったエピソードで笑いを起こした。
「ボイス 110緊急指令室」は7月13日に日本テレビ系で放送開始。
ボイス 110緊急指令室
日本テレビ系 2019年7月13日(土)スタート 毎週土曜 22:00~
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