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相原実貴の少女マンガをもとにした本作は、平凡な女子高生が3人の男性に振り回される中で自分を見つけていく青春ストーリー。主な撮影場所が豊洲であったことから、山戸は「この映画にとっての聖地で初日を迎えられたことがうれしいです。建設中のビルがたくさんあって発展途上の豊洲の街並みの中で、俳優の皆さんもそういうふうに撮れたらいいなという狙いがあったけど、それ以上に皆さんが生きていて。言葉を超えた掛け算が生まれたんじゃないかと思います」と感慨たっぷりに伝えた。堀も「初ちゃんとしても私としても思い出のある場所で。個人的にこの映画館やショッピングモールに遊びに来たりもするのでうれしいです」と“凱旋”を喜ぶ。
主人公・初を演じた堀は、本作で映画初出演、初主演を果たした。“初”づくしということから、舞台挨拶では本作を通して伝えたい思いを漢字一文字で発表することに。山戸は「色」、桜田は「瞬」、上村は「溶」というように、自らしたためた漢字をそれぞれ披露していく。
清水は「創」と表現。「日本の映画界において新たな幕開けになるようにと、今までの取材でも話してきました。恋愛映画という大きなジャンルの中で、この映画は新たな道筋を作っていくと思うし、そう言われるように願いも込めて」と理由を説明する。板垣が選んだ文字は「光」。「1つの作品の中でシーンによって光の色味がどんどん変わっていくので。それに、いろいろな作品がある中で『ホットギミック』は“光”になる作品なのかなと思っています。この作品に出て、光のようなものを感じました。悩んでいる人にとっても“光”になる映画だと思います」とさまざまな意味に重ね合わせた。
「瞳」と書いたのは間宮。「(劇中で)俳優たちの目がどんどん変わっていく。僕自身いろいろ秘めている役だったので、山戸さんからも言葉ではなく目に対しての演出が多かったです」と振り返った。最後に堀は「叫」という文字を見せる。「心の叫びを誰にも言えず苦しんでいる方を、この映画を通して、自分の思いをぶつけていいんだと後押しできる映画になっていると思います。私はそんな女の子の背中を押したくて、一生懸命、初ちゃんを演じました」と作品に込めた決意を明かした。
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堀未央奈が“聖地”豊洲で初主演作の初日迎える、映画に込めた思いは「叫」(写真23枚)
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