「シティーハンター」で知られるマンガ家・
本作では、「サイレントマンガオーディション」に寄せられた6888作品の中から選び抜かれたアジア、ヨーロッパの受賞作品を実写化。これに北条が描き下ろしたオリジナルの「プロローグ」「エピローグ」を加えたオムニバス映画となる。
松下とディーンは、北条自身がメガホンを取ったこの2編に、若き音楽家として同じ夢を追いかける恋人同士の役で出演。それぞれチェリストのアイカ、ピアニストのタカヤを演じる。アルバイトをしながら曲作りに没頭するタカヤは「エンジェルサイン」というチェロとピアノの二重奏曲を作り上げた直後、帰らぬ人に。タカヤの遺志を受け継ぎ、アイカはチェロのみの演奏でその曲を世界に広めていく。
全編通してセリフを用いず、映像と音楽のみでストーリーが展開していく本作。松下は台本の印象を「まず驚いたのは台詞が一言もなく、絵コンテだったことです。しかも、その絵コンテは北条先生が描き下ろされた絵コンテでしたのでとても感激しました」と語る。
またディーンは「僕の世代の男の子だったら、冴羽リョウみたいな男になりたいというボーイズドリームは、皆持っていたと思うので、北条先生の作品の一部に参加させていただけるとのことで、すごく光栄です」とコメントした。
「エンジェルサイン」の公開時期やそのほかの物語に関する詳細は続報を待とう。現在、本作のティザー映像がYouTubeにて公開中だ。
※冴羽リョウのリョウは、けものへんに「僚」のつくりが正式表記
松下奈緒 コメント
初めて台本を頂きまず驚いたのは台詞が一言もなく、絵コンテだったことです。
しかも、その絵コンテは北条先生が描き下ろされた絵コンテでしたのでとても感激しました。
サイレントムービーもチェロ演奏も初めての経験でしたので、撮影はとても濃厚に感じました。台詞がないのでディーンさんとその場に合った台詞でお芝居をしていたので、とても良い緊張感がありました。
言葉や文化が違っていても、主人公と同じ気持ちになれる。そう改めて感じられた撮影現場でした。
美しい音楽も合わせて楽しんでいただけたら嬉しいです。
ディーン・フジオカ コメント
北条先生はサングラスがすごく似合うと思いました。あんなにディレクターズチェアーに座って、サングラスが似合う監督はウォン・カーウァイか北条先生じゃないでしょうか(笑)。そういうハードボイルドなビジュアルから想像できない柔らかさがあって、本当に現場は自由でした。僕の世代の男の子だったら、冴羽リョウみたいな男になりたいというボーイズドリームは、皆持っていたと思うので、北条先生の作品の一部に参加させていただけるとのことで、すごく光栄です。
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松下奈緒の映画作品
リンク
- 「エンジェルサイン」公式サイト
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- 「エンジェルサイン」ティザー映像
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松下奈緒とディーン・フジオカが音楽家カップルに、北条司の監督作で共演(コメントあり) - 映画ナタリー https://t.co/NQoyOKOhFU