夢はバレリーナ、トランスジェンダーの少女の素顔収めた「Girl」新写真

第71回カンヌ国際映画祭でカメラドール（新人監督賞）など4冠に輝いた「Girl／ガール」より、新たな場面写真が解禁された。

15歳のトランスジェンダー・ララが、バレリーナになる夢を叶えるために奮闘するさまを描いた本作。アントワープ・ロイヤル・バレエ・スクールに通う男性トップダンサーのビクトール・ポルスターが、500人の中から選ばれ主演を務めた。

このたび到着した場面写真は4点。ララが自室で父と話しているシーンや、パーティで食事を準備する姿などが切り取られている。

当初は、ララのクラスメイト役でオーディションに参加していたポルスター。監督のルーカス・ドンは彼との出会いを「磁力のように惹きつけられるのを感じた。ノラ（モデルとなったトランスジェンダーの少女）を見ているときに感じる引力と同じだった」と振り返る。そして「ダンスを見て、僕は『彼しかいない』と確信したんだ」とララを演じるうえで必要な資質を兼ね備えていたポルスターを称賛した。

「Girl／ガール」は、7月5日より東京・新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamura ル・シネマほか全国でロードショー。