「ハウス・ジャック・ビルト」本編映像、家に押し入ろうとする殺人鬼が「警察です」

1

54

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 16 34
  • 4 シェア

ラース・フォン・トリアー監督最新作「ハウス・ジャック・ビルト」より、本編映像の一部がYouTubeで公開された。

「ハウス・ジャック・ビルト」

「ハウス・ジャック・ビルト」

大きなサイズで見る(全15件)

「ハウス・ジャック・ビルト」ポスタービジュアル

「ハウス・ジャック・ビルト」ポスタービジュアル[拡大]

1970年代の米ワシントン州を舞台に、アートを創作するかのように殺人に没頭する男ジャックが、“ジャックの家”を建てるまでの12年間を描いた本作。マット・ディロンがジャックを演じ、ブルーノ・ガンツ、ユマ・サーマン、シオバン・ファロン、ソフィー・グローベール、ライリー・キーオ、ジェレミー・デイヴィスらが出演した。

「ハウス・ジャック・ビルト」

「ハウス・ジャック・ビルト」[拡大]

このたび公開されたのは、ジャックがターゲットにした未亡人女性の家へ入ろうとするシーン。堂々と家を訪ねたジャックは「どなた?」と聞かれると、とっさに「警察です」と嘘で返す。「(警察)バッジを見せて」と要求されたジャックが「……私も見たい」「私のバッジは今、銀細工師に預けてます」などと怪しい言い訳を並べる姿も収められた。最後には、女性に追い返されそうになったジャックが「素晴らしい! 素晴らしい!」となぜか拍手を始める。

自ら脚本も手がけたフォン・トリアーは「このシーンは特におかしくて、一瞬で書き上げたよ」と、執筆時を回想。「ジャックのセリフを書くのは楽しかった。どんなとんでもないことを言い出してもおかしくない人間だからね。実は今作にはそういったちょっとしたおかしなアイデアがちりばめられている。“悪”という概念に風穴を開けようとしているんだ」とジャックの言動に込めた意味を明かしている。

「ハウス・ジャック・ビルト」は6月14日より東京・新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国でロードショー。なお日本ではR18+指定の無修正完全ノーカット版を上映する。

※「ハウス・ジャック・ビルト」はR18+指定作品

この記事の画像・動画(全15件)

(c)2018 ZENTROPA ENTERTAINMENTS31,ZENTROPA SWEDEN,SLOT MACHINE,ZENTROPA FRANCE,ZENTROPA KOLN

読者の反応

  • 1

映画ナタリー @eiga_natalie

「ハウス・ジャック・ビルト」本編映像、家に押し入ろうとする殺人鬼が「警察です」(コメントあり)
https://t.co/1IImKPqr2N

#ラース・フォン・トリアー #ハウス・ジャック・ビルト https://t.co/BVqffdXgJ5

コメントを読む(1件)

関連商品

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 ハウス・ジャック・ビルト / ラース・フォン・トリアー / マット・ディロン の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。