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本作は国家権力の闇に迫ろうとする新聞記者・吉岡と、現政権に不都合なニュースをコントロールする任務を与えられたエリート官僚・杉原の運命が交錯するさま描くサスペンス作品。すでに映画を3回鑑賞したという望月は「観るたびに映画の完成度の高さを感じ、とんでもない映画が出てきたなと思いました」と感想を述べ始める。
さらに「フィクションでありながら、ここ数年で実際に起きた数々の事件やそれに伴う疑惑を思い起こさせ、権力に対して我々メディアがそれにどう立ち向かうべきなのかをもう一度、私自身が突き付けられました」と自戒の念を込めてコメント。また映画のエンタテインメント性の高さにも触れつつ、「日本の社会の中で民主主義がきちんと機能しているのか、民主主義とは何か、それに対してメディアはどう立ち向かうべきか。そして何より、同調圧力を強いる空気が強いられる今の社会の中で個人がどう個を確立させるかを問いかけるよい映画になったと思います」と称賛した。
前川曰く、映画に出てくる役人のキャラクターは「けっこうリアル」。「国に仕えているのに、上に従っていればいいという官僚が出てきますが、こういうのが一番まずい」と元事務次官ならではの視点でコメントする。そして「“面従腹背”な人も出ています。私から見ても、自分に似ているという人も出ています」と笑いを誘った。その後も両者は沖縄の米軍基地における官邸権力と報道をめぐる問題など、当初の予定を大幅に超え3時間にわたるトークを繰り広げた。
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Mami Tanaka @mami_tanaka
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